パーティーの現状
レオナルドが階段の下を偵察に行く。
リサが、
「必要な時には自分で火の粉を振り払う。シルベーヌの格好良さよ。言い分けもしない
し、あなたには人がついてくるだけの意志があるもの。
レオナルドの言うとおり私たちの身分でも社会の責任として魔物を倒さなくてはなら
ならないわ。その為にあなたに私の剣となり盾となって欲しいの。」
リサがまっすぐにシルベーヌの目を見て言う。
シルベーヌが、
「はい、リサ王女のために剣となり、生涯仕えたいと思います。」
二人とも良い雰囲気でまとまった。
幸せオーラが出ている。
俺たちは下の階へ降りるかどうか、レオナルドが斥候として調べる事にした。
戻ってきたレオナルドは、
「まず出たところが休憩スペースになっているから、降りる前にレベリングをして行こ
う。」
俺たちは、休憩を取った後レベル上げをしてLv.16になった。
皆レベルが上がり、シルベーヌはあの経験で精神耐性があがったみたいだ。
各自、家の継承や王家や称号の加護があって戦闘時にはステータスが上がるようだ。
シルベーヌは魔攻と魔防が高いようだ。
レオナルドは少しレベルが上がるのが遅い。体力と素早さはあり、加護がついているのも
あって、魔物の先手を取れる。訓練しているからだと思った。
リサは状態異常系に強い。防御力と魔攻が高い。
俺は魔力が高いので、攻撃型だ。
人間のパラメーターみたいなものは見えないのでこれまでの訓練と戦闘から見ての事だ。
リサは
「レベルもだいぶ上がったし、熟練度も上がって敵なしよ。」
シルベーヌも
「もう8時間は入っているけど、物理戦も魔法戦も結構詰めたわよ。
社会で助けるべき人は自分の力で立ち上がってもらう為に最善の手段で手ほどきを。自
分達の戦闘法に平民であるはずのアルスが指揮していて、私たちがついて行っているの
が現実なんて本当びっくりよ。それでパーティーの状態は常に正常。バトルしてても強
いし、これが勇者様の実力ってわけ?ほんとスゴイ。」
レオナルドが、
「みんな一撃だったしな。疲れていれば必ず攻撃や補助をしてくれた。」
と褒めてくるので、
「そんな褒めないでよ。自分は攻撃だけではやっていけないから。みんな強くなっている
し、確かに戦闘では連携が大事だって分かったじゃん。」
リサが、
「そうね。それじゃあ今日はこのへんにして下に降りて休みましょうか。」
皆うなずいて、
「よしっ。降りよう。」
皆で降りて行った。




