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異世界転生したので選んだら神様になりました  作者: ユリウス


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リライト EP.54

~side B~  EP.52 出発


授業が終わると、教室から一斉に生徒たちが出ていく。

シルベーヌの方を見ると、鞄を手に急いで教室を出ようとしているところだった。

「シルベーヌ、いよいよだな。」

声をかけると、彼女はハッとした様子でこちらを振り向く。

「そうですね。リサとレオを迎えに行きましょう。」

Sクラスへ向かうと、レオナルドとリサが話していた。声をかけると、二人はこちらに歩み寄ってくる。

「問題ないわ。今すぐダンジョンに行きましょう。」

四人で学校の事務所へ行き、受付を済ませる。監視隊が密かに見守っているため、万が一の時でも対応できるらしい。

今回の課題は、二泊三日以内に五階層まで到達すること。ダンジョンボスは倒さなくてもよく、途中で何度学園へ戻っても構わない。ただし、五階層のオーブを持ち帰ることが条件だ。

準備を終え、校庭に集合する。ここのダンジョンは洞窟型で、各階層ごとにセーブポイントが存在するらしい。

点呼が進み、グループごとに順番にダンジョンへ入っていく。

やがて、俺たちの番が来た。

「リサ=ダスマルク=ウィングランド大公皇女殿下、四名のグループで出発。」

名前を呼ばれ、リサが一歩前へ出る。周囲から拍手が起こり、彼女は軽く手を振って洞窟の中へと入っていった。

ダンジョンに入ってすぐ、フロアに出た瞬間、スライムと遭遇する。

身構えた次の瞬間、リサが前へ飛び出した。

彼女の一撃が、スライムの「真核」を正確に捉える。

ザシュッ――。

スライムは一撃で倒れた。

立ち居振る舞いも含め、圧倒的だった。王家の監視があるため、最初はリサに活躍してもらい、その後は連携とレベリングに移る――そう事前に決めていた通りの動きだ。

「一撃で決める。皆、ごめんなさい。」

リサはそう言ったが、戦闘はあっという間に終わった。細身の体ながら、その実力は確かだ。

――リサは、やはりすごい。

「力が漲る。」

リサが言う。レベルの方は

(リサ Lv8)

他にレベルが上がった者はいない。リサが日頃から鍛えていたことがよくわかる。

リサはすぐに後ろへ下がり、後衛の位置に入る。

「後は任せろ。」

レオナルドが剣を構えた。

「よし、行こう。」

俺が声をかけると、皆が前を向き、進み始める。

次に現れたのは蝙蝠が二匹。

俺が一匹を倒し、もう一匹はリサが“聖光ホーリー”で仕留めた。

「これくらいなら問題ないね。」

その後も魔物は次々と現れる。

スライム一体、蝙蝠一匹。

「いや、来ないで……!」

シルベーヌが蝙蝠を嫌がる。

レオナルドが冷静に言う。

「あれを切ってみろ。」

彼はスライムを指した。

蝙蝠は俺がファイアボールで倒し、シルベーヌがスライムに斬りかかる。

見事に真核を捉え、一撃で撃破した。

「もう……。」

シルベーヌは小さく文句を言う。

やがて目の前に階段が見えてきたが、再び魔物が現れる。

蝙蝠二匹。

俺が“風刃破ウィンド・カッター”で一匹を倒し、もう一匹をシルベーヌが“聖光ホーリー”で仕留めた。

その光は、わずかにリサより強く見えた。

戦闘は順調だが――

「まだレベル上がらないな……。」

思わず愚痴が漏れる。

「まあ、次で上がるだろう。」

レオナルドが声をかける。

珍しく、シルベーヌがやる気を見せた。

「いけるわ。頑張りましょう。」

階段はすぐそこだ。

「よし、行こう。」

四人は揃って、次のフロアへと降りていった。

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