王国に住みにくくしたのに、人口が数万人増えた
前回のあらすじ
王様タルトは、1d100によって、人口を減らそうとしたが、国民たちの工夫によって、約2年で人口が2万人以上増えてしまった。
増歴27年6月。王様ガゼルは、ある場所にいる。
ある国の首長「来月からもっとこの国に住みにくくしようと思います。例えば…。」
ガゼル「それだ!」
ガゼルは、案を手に入れた。
作戦①:物価を5倍にする。
ガゼルは、物価を調整しようとしている。
ガゼル「物価を5倍にすれば、消費者は大量の金を払うことになるぞ!!!」
ガゼルは、ものが少なくなったり、インクル安とかそういう問題があるわけでもないのに、以下のような法律を作った。
物価倍増令
・27年7月から、物価を表示価格の5倍にする。
・価格は、現在の表示価格と合わせて、実際に支払う額も以下のように表示する。
例)6インクル
(支払額は30インクル)
6月の月末、国中で買い占めが起きていた。
国民A「物価が高騰する前に!」
国民B「物品の買い占めじゃ!」
争い。
7月1日、ある店に来たある国民の状況はー。
国民C「表示価格は1.3インクルだけど…。もしかして…。」
店員「いらっしゃいませー。」
国民C「会計お願いします。」
店員「6.5インクルになります。」
国民C「やはりですか、ではこれで。」
店員「ありがとうございましたー。」
国民C「痛い出費だな。」
7月以降、また米育てが盛んになった。
嫌な予感がした王様ガゼルに、大量の住民登録の連絡が来た。
見てみると、今度は8割近くの国民が、大人も子供も関係なく農業を楽しんでいた。
むしろ前より人口が増えてそう。
もう村とは言い切れないかもしれないため、ガゼルは以下のような法律を現時刻をもって施行した。
・人口が5,000人以上の村は、町にする。
・人口が50,000人以上の町は、市にする。
・市→町や、町→村などの人口減少による名前の落第は一切しない物とする。
その結果、村の合併が相次ぎ、76の村となり、市町村化した結果、17の町と、59の村ができた。
王の城から離れたところでも、町ができたのだ。
人口を調べると、現在、合計は、173,100人になっていた。
作戦②:王国を小さくする。
ガゼルは、王国を小さくした。そのために、以下のような法律を27年9月に定めた。
王国縮小令
・来月以降は、王の城の近くにある11の町村のみがこの王国の領地となる。
・そのため、面積は来月以降は1,900㎢になる。
・この王国の領地となり続ける町村は、インク町、リース町、インカリ町、ペンキ町、リリース町、パレット村、レッド村、ベルマン村、タルト村、カラフル村、アウトプット村、インプット村である。
・それ以外の町村に住んでいる場合、早急に指定された11の町村のうちどこかに引っ越すこと。
・10月以降、指定されていない町村に住んだ場合、領地ごとシュバルト国に譲与され、インクリース王国の国民ではなくなる。
そして、国のはずれにある町村での引っ越しが始まった。
10月以降、3,700人が引っ越し遅れたが、半分の領地をシュバルト国が断ったため、2,500人だけ譲与されて、人口は170,600人になった。
そして、9つの場所が町以上になった。
それどころか、インク市という市ができた。
おかげで人口密度は90人/㎢となった。
人口ランキングは、以下の通りである。
1位:インク市…58,800人
2位:リース町…39,600人
3位:ペンキ町…17,700人
4位:インカリ町…12,600人
5位:パレット町…9,900人
6位:レッド町…8,500人
7位:タルト町…7,000人
8位:アウトプット町…5,900人
9位:ベルマン町…5,100人
10位:カラフル村…3,200人
11位:インプット村…2,300人
インク市(180㎢)の人口密度は327人/㎢だった。
ガゼル「案の定王の城の近くに来てしまったが、人口を減らせばそれでいい。」
工場なども移転させたのだ。そのため、大気汚染で人口が減るかもしれない。
しかし、大気汚染の放出は、いつの間にか停止されていた。
ガゼル「大気汚染が発生していなかった…だと!?」
人口の減少は抑えられる。むしろ、増える。
しかも、人口密度が高いため、人類の発展が早い。
3年後、この時にはもう、工場では機械化が相次いでいた。そんな時、先祖のタルトの協力者とのお別れどきが…。30年11月だった。
ベルマン「ありがとよ…みんな…。こんな機械化が相次いでいるときに…。技術の発展を見届けてやれなくて…。」
ベリー・バロックス「お父さん…。」
バルタ・マーター・ビースク・ブレーン「おじいちゃん…。」
ベルマンの子供や孫も来ていた。
ただ、ガゼルやガゼルの子供はこなかった。
ベルマン「わしももう歳じゃ。最期に子供や孫の顔が見れて嬉しいぞ。あとは王国の人口減少を目指せよ…。」
そうしてベルマンは、息を引き取った。80歳だった。
一同「おとうさーーーーーーん(おじいちゃーーーーーーん)!」
そして子供たちは、王様ガゼルに、ベルマンの訃報を伝えた。
そして、ガゼルは、子供達にベルマンの訃報を伝えた。
今も、歴史として、ベルマンやタルトが王国の創設者として残っている。
ちなみに、機械化が進んだのか、人口は187,900人となり、インク市への一極集中が進んでいるようだった。
減るどころか、むしろ今までより早いスピードで増えてしまった。ジャパナー国のトーキーとほぼ同じ面積の中に、187,900人がいることになる。人口密度の上昇が早いのだ。
作戦③:王国内で争いを起こす
ガゼルは、王国内で争いを起こそうと考えた。そして、以下のような法律を出した。
南北戦争令
・元インク国の領地だった市町村(インク市・ペンキ町・インカリ町・パレット町・レッド町・タルト町・カラフル村)と、元リース国の領地だった町村(他の町村)で、それぞれ争うこと。
・勝った市町村のグループには2,000,000,000インクル(約1.1兆円)を贈呈する。
そうして、王国内で、2,000,000,000インクルを賭けた本気の戦いが始まった。しかし、思いのほか口論だった。
口論の内容は、こうだった。
インク市の住民「人口は増やすべきだ!」
リース町の住民「いや減らすべきだね。」
「増やす!」「減らす!」「ぐぬぬ…。」
それでも、武器を使って争うことはなかった。
王国内は、いつでも平和だった。
別に武器禁止という法律なんて定めてないのに。
むしろ、この南北戦争は「平和な争い」と称され、外国からたくさんの人が移住してきた。
増歴31年年末までに、人口は193,000人になった。
人口増加反対側は、人口増加を認め、「人口は増やすべき」ということで仲良くなった。
しかし、王家たちだけは、人口を減らすべきだとこっそり考えている。
それでも、人口は増えていく一方だ。もうじき20万だ。
ガゼル「どうして…。」
現在の人口:193,000人
第二章完結(人口1,000,000人)まであと807,000人




