表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
何をしても人口が減らない王国  作者: りょう
第二章 人口6桁
PR
7/8

王国に住みにくくしたのに、人口が数万人増えた

前回のあらすじ

王様タルトは、1d100によって、人口を減らそうとしたが、国民たちの工夫によって、約2年で人口が2万人以上増えてしまった。

増歴27年6月。王様ガゼルは、ある場所にいる。

ある国の首長「来月からもっとこの国に住みにくくしようと思います。例えば…。」

ガゼル「それだ!」

ガゼルは、案を手に入れた。


作戦①:物価を5倍にする。

ガゼルは、物価を調整しようとしている。

ガゼル「物価を5倍にすれば、消費者は大量の金を払うことになるぞ!!!」

ガゼルは、ものが少なくなったり、インクル安とかそういう問題があるわけでもないのに、以下のような法律を作った。

物価倍増令

・27年7月から、物価を表示価格の5倍にする。

・価格は、現在の表示価格と合わせて、実際に支払う額も以下のように表示する。

  例)6インクル

    (支払額は30インクル)


6月の月末、国中で買い占めが起きていた。

国民A「物価が高騰する前に!」

国民B「物品の買い占めじゃ!」

争い。


7月1日、ある店に来たある国民の状況はー。

国民C「表示価格は1.3インクルだけど…。もしかして…。」

店員「いらっしゃいませー。」

国民C「会計お願いします。」

店員「6.5インクルになります。」

国民C「やはりですか、ではこれで。」

店員「ありがとうございましたー。」

国民C「痛い出費だな。」


7月以降、また米育てが盛んになった。

嫌な予感がした王様ガゼルに、大量の住民登録の連絡が来た。

見てみると、今度は8割近くの国民が、大人も子供も関係なく農業を楽しんでいた。

むしろ前より人口が増えてそう。

もう村とは言い切れないかもしれないため、ガゼルは以下のような法律を現時刻をもって施行した。

・人口が5,000人以上の村は、町にする。

・人口が50,000人以上の町は、市にする。

・市→町や、町→村などの人口減少による名前の落第は一切しない物とする。

その結果、村の合併が相次ぎ、76の村となり、市町村化した結果、17の町と、59の村ができた。

王の城から離れたところでも、町ができたのだ。

人口を調べると、現在、合計は、173,100人になっていた。


作戦②:王国を小さくする。

ガゼルは、王国を小さくした。そのために、以下のような法律を27年9月に定めた。

王国縮小令

・来月以降は、王の城の近くにある11の町村のみがこの王国の領地となる。

・そのため、面積は来月以降は1,900㎢になる。

・この王国の領地となり続ける町村は、インク町、リース町、インカリ町、ペンキ町、リリース町、パレット村、レッド村、ベルマン村、タルト村、カラフル村、アウトプット村、インプット村である。

・それ以外の町村に住んでいる場合、早急に指定された11の町村のうちどこかに引っ越すこと。

・10月以降、指定されていない町村に住んだ場合、領地ごとシュバルト国に譲与され、インクリース王国の国民ではなくなる。


そして、国のはずれにある町村での引っ越しが始まった。

10月以降、3,700人が引っ越し遅れたが、半分の領地をシュバルト国が断ったため、2,500人だけ譲与されて、人口は170,600人になった。

そして、9つの場所が町以上になった。

それどころか、インク市という市ができた。

おかげで人口密度は90人/㎢となった。

人口ランキングは、以下の通りである。

1位:インク市…58,800人

2位:リース町…39,600人

3位:ペンキ町…17,700人

4位:インカリ町…12,600人

5位:パレット町…9,900人

6位:レッド町…8,500人

7位:タルト町…7,000人

8位:アウトプット町…5,900人

9位:ベルマン町…5,100人

10位:カラフル村…3,200人

11位:インプット村…2,300人

インク市(180㎢)の人口密度は327人/㎢だった。

ガゼル「案の定王の城の近くに来てしまったが、人口を減らせばそれでいい。」

工場なども移転させたのだ。そのため、大気汚染で人口が減るかもしれない。

しかし、大気汚染の放出は、いつの間にか停止されていた。

ガゼル「大気汚染が発生していなかった…だと!?」

人口の減少は抑えられる。むしろ、増える。

しかも、人口密度が高いため、人類の発展が早い。


3年後、この時にはもう、工場では機械化が相次いでいた。そんな時、先祖のタルトの協力者とのお別れどきが…。30年11月だった。

ベルマン「ありがとよ…みんな…。こんな機械化が相次いでいるときに…。技術の発展を見届けてやれなくて…。」

ベリー・バロックス「お父さん…。」

バルタ・マーター・ビースク・ブレーン「おじいちゃん…。」

ベルマンの子供や孫も来ていた。

ただ、ガゼルやガゼルの子供(ガーズ・ガリュザック)はこなかった。

ベルマン「わしももう歳じゃ。最期に子供や孫の顔が見れて嬉しいぞ。あとは王国の人口減少を目指せよ…。」

そうしてベルマンは、息を引き取った。80歳だった。

一同「おとうさーーーーーーん(おじいちゃーーーーーーん)!」

そして子供たちは、王様ガゼルに、ベルマンの訃報を伝えた。

そして、ガゼルは、子供達にベルマンの訃報を伝えた。

今も、歴史として、ベルマンやタルトが王国の創設者として残っている。

ちなみに、機械化が進んだのか、人口は187,900人となり、インク市への一極集中が進んでいるようだった。

減るどころか、むしろ今までより早いスピードで増えてしまった。ジャパナー国のトーキーとほぼ同じ面積の中に、187,900人がいることになる。人口密度の上昇が早いのだ。


作戦③:王国内で争いを起こす

ガゼルは、王国内で争いを起こそうと考えた。そして、以下のような法律を出した。

南北戦争令

・元インク国の領地だった市町村(インク市・ペンキ町・インカリ町・パレット町・レッド町・タルト町・カラフル村)と、元リース国の領地だった町村(他の町村)で、それぞれ争うこと。

・勝った市町村のグループには2,000,000,000インクル(約1.1兆円)を贈呈する。


そうして、王国内で、2,000,000,000インクルを賭けた本気の戦いが始まった。しかし、思いのほか口論だった。

口論の内容は、こうだった。

インク市の住民「人口は増やすべきだ!」

リース町の住民「いや減らすべきだね。」

「増やす!」「減らす!」「ぐぬぬ…。」

それでも、武器を使って争うことはなかった。

王国内は、いつでも平和だった。

別に武器禁止という法律なんて定めてないのに。

むしろ、この南北戦争は「平和な争い」と称され、外国からたくさんの人が移住してきた。

増歴31年年末までに、人口は193,000人になった。

人口増加反対側は、人口増加を認め、「人口は増やすべき」ということで仲良くなった。

しかし、王家たちだけは、人口を減らすべきだとこっそり考えている。

それでも、人口は増えていく一方だ。もうじき20万だ。

ガゼル「どうして…。」

現在の人口:193,000人

第二章完結(人口1,000,000人)まであと807,000人

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ