表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
何をしても人口が減らない王国  作者: りょう
第一章 人口5桁
PR
4/8

少子化を起こそうとしたのに、人口が数万人増えた

前回のあらすじ

滅茶苦茶な法律を作り、国民を苦しませ王国から出そうとした王様タルト。米の量で理不尽に大差つけたり、王の城と村を往復させたり、屋根を撤去させたり。しかし結果は、17か月で22.7%増だった。

タルトは、他の国の人口減少を参考に、次の作戦を考えていた。

タルト「さあ今日はどうやって人減らそうかな…。」

ある国の首長「クソ…。我が国で少子化が起こったから…。」

タルト「それだ!」

タルトは、少子化を起こそうとした。


タルトは、長期的に少子化を起こそうと考える。

タルト「まずは医療を発展させるぞー。そのためにはまず王の城の近くで医学者として300人くらいやとってやるー!まずは求人票を作るぞ!」


タルトは、以下のような計画を立てた。

①建築業の求人を募集する。

②医療の研究所を建てさせる。

③研究員を募集する。

④研究員に医療に関する研究をさせる。

⑤医療の発展により、人口を減らす。


作戦が成功した時にはタルトが亡くなっているかもしれないため、後継のために、そのような計画を紙に綴り、残しておくことにした。今の時点でタルトは58歳だった。

ちなみにガゼルは今28歳で結婚しているが、まだ子供はいない。


タルトは、建築業の求人を以下の条件で募集した。

・学歴不問

・月収660インクル(1インクルは、現実の日本円で500円程度です。)

・体力に自信ある人おすすめ


そして、国中から3,800件の応募が来た。面接官は、ベルマンに任せた。

ベルマンはわかってるかもしれないけどもう55歳だ。

ベルマンは、面接官としてはちょっと厳しめな感じだが、圧迫面接というほどではない。

まずは王が履歴書を確認した。履歴書での確認を突破したのは、2,520件だった。倍率は約1.5倍だ。そこからさらに、ベルマンによる面接が行われ、最終的に建築業の人として1,700人採用された。

1,700人がかりで研究所と、病院までも作ったが、たったの3か月半で完了した。

研究所と病院が完成したら、王は、高額な退職金を支払うと同時に建築業の従業員を全員解雇した。

そして、研究所の研究員と、病院のお医者さんを募集した。

すると、今度は国中と、外国からも、合わせて4,500件の応募が来た。

あまりにも人気だったので、薬剤師も募集した。

しかし、270件しか応募が来なかった。

そしてタルトは全員採用し、タルトとベルマン、そして王子のガゼル、そしてベルマンの子供アーゼルの4人がかりで振り分けを行い、4,770人の仕事が確定した。

そのため想像以上に医療の発展が早かった。

医療の発展には10年程度しかかからなかった。


〜そして医療が発展したころ〜

タルト「わしはもう68歳だ。ご高齢のために、王様をガゼルに任せるとし、自分は上王として政治を行うこととしよう。そして王子様は、ガゼルの子供、ガーズがやることとしよう。」

タルトはもうおじいちゃんであるという理由で、王子に王様を引き継ぎ、自分は王様をやめた。


この時の増歴は17年1月だった。

タルト「これで医療は発展した。子供も多く持つ必要がなくなって、少子化も進むはずだ。」

タルトは確信していた。


〜さらに数年後〜

この時、なんと一時的に人口が増えていた。

人口は122,000人になっていた。

だが、出生率は女性1人あたり2.2だった。元々6.0とかだったため、出生率が減っている証拠だ。今後人口も減っていくだろう。タルトは期待していた。

タルト「もうすぐ出生率は2を切る。だから、そこから人口が減り始めるはずだ。」

その時だった。

ガゼル「大変です!上王!たくさんの人が住民登録に来ています!この王国の進んだ技術によって、寿命が大幅に伸びて、世界1位の寿命を誇っているようです!この1時間で人口が5,000人増えました!」

タルト「嘘!?医療を発展させたら外国から大量に人が入ってきたんだけどー!」


しかも翌年、出生率は2で止まったため、「二人の子供の家族」というのが国中に浸透していた。そのため、今後人口はほぼ横ばい傾向にある。これは予想外だった。


次の日。

タルト「くそー。もうどうしよう。なら、一人っ子政策で行くか。とりあえずここはガゼルにお願いしよう。ガゼルくん!」

ガゼル「なんですか?」

タルト「一人っ子政策を出して欲しいです。」

ガゼル「人口増加に歯止めをかけるのにいいですね!でも、今いる二人目以降の子供はどうします?」

タルト「他の家族に引き渡しましょう!」

ガゼル「素晴らしいですね!」


翌年、ガゼルは以下のような法律を作った。

・一つの家族に子供は一人しか持たないこと。

・もう二人以上子供がいる場合は、子供がいない家族に養ってもらうか、外国に送ること。


ガゼル「こんな切ない法律…嫌だな…。」

でも、これは人口減少のためだと、ガゼルは思った。


翌年、ガゼルは人口を調べた。

すると、子供たちがおじいちゃんおばあちゃんのところに送られ、まだ産める場合は子供を産む、ということが起きていた。

ガゼル「何ー!?!?人口が全く減らないどころか、増えているだと!?」

調べたら、子供の割合が、去年は33%だったのに、今年は34%に増えていた。

人口は、去年122,000人だったのが、今は127,000人になっていた。


結果、増歴23年5月時点で、かなり人口が増えた。

現在の人口:127,000人

次回から、第二章!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ