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帰ってこいよ

ゴールデンウィーク明け、本業がツアコンの男性が

「僕、今月で派遣終えるんですよ」

とニコニコしながら話しかけてきた。

「あら、客足戻ってきたんですか?」

と聞いてみたらば

「ええ、おかげさまで、復興支援みたいに皆さん思ってくれて」

と言うので、こちらも心の底から嬉しくなって

「それは良かったですねえ!」

とおめでとうを言った。


また、深夜の倉庫の引越し作業兼ピッキングの同時進行にも目処がついたらしく、休憩中に社員の人が

「夜勤は今月で終わりで、来月から日勤を増やさなならんなあ」

と腕を組みながら唸っていた。


親しかった人と雰囲気も条件も良かった現場が今月でなくなるとキツいなあ、と思案した。


その頃も夫とは連絡を取りあっていたし、そちらに行って良いかと尋ねれば二つ返事でいいよ、という人ではあったが言い出せずにいたので、この際だと思い、電話で

「今月末か来月にそちらに行っていいか?」

と聞いた。

「俺はいいが、母がなんていうかなー?聞いてみるわ」

「うんわかった、その答えを聞いてからでいいよ」

「いいってさ」

「何それ?!」

「今後ろにいた」


何という高速。


それは良いとして、そして問題が一つ。

2000km先の旅費、どこまで切り詰められるかなあ?

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