4.救いの手
う、うっぷ……
はあ、はあ、気持ち悪すぎる。
ゴブリン退治は正直超楽勝におわったが、尻尾集めは多分生涯忘れないくらい気持ち悪かった。
なんにせよ、これでご飯が食べれる!
…って、また徒歩かよ。
~徒歩30分、もーーーむりだ。疲れた。
足が痛すぎてうごけん。休もう。
日当たりが強すぎる~~、あの路地裏にいこう、
小走りで日陰がある路地裏へと向かった。
はひぃぃぃきもちぃぃぃぃ
極楽!最高だ~
もういいや、川で汲んできた水ものんじゃえ!
そう、私はレイス川で水を汲んでおいたのだ!
村から出るとき、村長に水筒ももらったのだ!ありがとう村長♥
もう我慢しないぞ!がぶ飲みしてやる!…って
あれ?は?ない、ない、ない!!!
は!?うそでしょ?またおとした?嘘じゃん?!
最っっっっ悪だ!ごめん村長
水を飲みたいいいいい、のどが渇いた!
ハッ、あれは、水、溜まり?
キョロ、キョロ、
回りに人影は見当たらん、背に腹はかえられん!
飲もう、のんじゃえ!
四つん這いになり、水溜まりをすすろうとする
ズズ、ズズズズ
う、うまい!!!!
「おい、貴様!」
「ひゃいッッ!?!?」
振り替えると、鎧を着た男性が何人かいた。
は、はずかいしぃ、四つん這いみられたぁぁ
「ご、ごめんなさい!のどが渇いて死にそうだったんデス!!!」
「…?とにかく、貴様をいまから連行する!」
「……は!?!?!?れれれれれ連行!?!?」
なんでだよ!まさか、町の水溜まりをすするのは
大罪だったりするのか!?ってんなわけあるか!
「とにかくついてこい!」
ぐいっと腕を捕まれる
「や、やめてください!!」
「お前に拒否権はない!いいから従え!」
なんだこいつ!兵隊かなんかに成りすましたチカンヤロウか?!とにかくこのままじゃやばい!こいつ力強い!…そうだ、気迫だ!
「…ぐ、アアァァァァァァァ!!」
ビリビリビリ!
「ぐっ!?貴様、なにを…」
いまだ、はしれ!
荷物を手に取り、もうダッシュした。
大分距離取ったでしょ!
はぁ、もう最悪。
なんだったんだろう…って、まだおってきてる!
あいつら足はやすぎだろ!おいつかれる!
「ハァハァ、誰かーーー!!助けてーー!!」
ここ路地裏だけど、誰か気づいて!たすけて!
「ここまでだ!観念して言うことを聞け!」
捕まってしまった!
「くそっ、イヤだーーーーー!はなせぇぇぇ!!」
「黙れ!この、大人しく…」
鎧をきた男が剣を抜こうとしている。
やられる。まずい!
そのときだった。
ズルン、と地面の影から手が伸びてきて、鎧男の足を引っ張り、体制を崩した。
影の中から同年代くらいの少年が姿を現した。




