第二話 転生
争いは激化していき国規模から世界規模へ
パニックが起きている中、方貴を最悪へ導いたあの男が
更に暴走する。
その後長い間を経て、季節が移り変わり
生まれ変わる者が、、、その時彼が見た景色とは。
この世界は一体どうなってしまったのか。。。
第二話
転生
核を用いた争いが世界各地で行われていた
損壊部分は少しずつ時間と共に進んでいく中
ある国では大規模なパニックが起こっている
男性『ああ、う、うそだ、、こんなの、現実じゃない、
この国にシェルターを持ってる家なんて、、』
男性『お、おい、お前なにやってんだ、
そんなこと言ってる場合か、、逃げろ、!』
街の中では逃げ惑う人たちの声と議員の避難誘導の声が響いていた。
各城議員『皆さん落ち着いて下さい
こちらです、!シェルターがありま
す。
我々と共に生き延びましょう!
今です!
今だからこそ手を取り合って助け合
いましょう、!』
街の人たち 『シェルターがあるんだって、?』
『拡声器のせいで声がバラけて』
『どこかわからないぞ』
『おいお前どけよ、!邪魔だ!』
各城議員 『こちらです
みなさん聞こえずらいかもしれま
せんが公民館の駐車場の地下で
す!
あと5人しか入れません急いで下
さい!』
街の人たち『あ!あそこだ、!』
と公民館の駐車場で1人
拡声器を持って立って呼びかけてい
る各城議員を見つけた。
一方、公民館の駐車場の近くの道路ではーー
シェルターを見つけた近隣住民たちが必死になって身を隠せる場所を探し求めて走り回っていた。
中には "無法地帯だ" と声を上げて殺人や強盗をして楽しむ者
シェルターから離れていて絶望している者
道路でパニックになって走るのを止めてその場でへたり込む者
公民館の駐車場のシェルター入り口付近で場所を必死に探している者が数人いた。
その時
たまたま公民館の駐車場内でシェルターの入り口近くにいた少年がシェルターへ
一瞬の迷いもなく走る様子があった。
街の人A『あ、!あのガキ、やばい!先を越さ
れる、、(まあ仕方ない、一発殴ぐれ
ば大人しくなるだろ、)』
そんな事を考えている街の人Aの背後に急接近する人が1人。
岳文『邪魔だ、おら、!』
街の人A『うあぁっ、くっ、』
後ろからタックルされて数メートル吹
っ飛んだ
街の人Aは体を地面に強く擦るよう
にして酷く転けてしまった
岳文『目の前に来んなぼけがじゃあな!
はははっ!!』
岳文は見下す様に笑いながら日向を
追い抜かし入り口へ入った
日向 『はあ!はあ!え!抜かされた?!
(もうこうなったら無理矢理行くし
かない!)』
各城議員 『こちらは埋まりましたー!
閉じます!近づかないでくださ
い!』
日向 『はあ!はあ!間に合うか、!
あと少し、!』
『あと2メートル!』
『あと1メートル!』
各城議員は凄い勢いでシェルターの留め具を外してレバーを勢いよく回した。
15メートル程先には街の人たちがいて直前には日向がいることに気づいた。
各城議員(くそ、!あいつら、走ってきやが
る、!早く閉じないとまずいぞ、
あ、あのガキやばい勢いで走ってき
やがる入られる前にしめねーと、)
街の人たち『ふざけんな、!あいつー、!』
『俺だけでもいいから入れてく
れ、!たのむ!』
『おい!あんた議員だろ!』
『何やってんだあけろ!』
日向『はあ、はあ、(スライディングしたら入れ
る、、)』
『あと、!すこし!!』
すると、各城議員はシェルターのシャッターを
閉める直前、ほぼ転がる体制で日向が
スライディングし始めた。
重いものがひずるような音がシェルターの近くの地面をずっていた。
そして数秒も経たない内にガラガラと音を立てながらシェルターのシャッターが閉まり始めて
数秒後完全に閉まった。
ーーそして、
季節は巡る。
世界のほとんどが壊滅したというのに
そんな世界でも失われないものがあった。
植物や虫、動物は人間同士の争いによって
無作為に命を奪われているのにも関わらず
そんな事に気づかずに
荒廃化した環境を生きて一生を終えていく。
ーーそして20年後の冬
今季の冬は歴代で1番冷えていた。
終戦後、国内各地では説明できない何かが起きていた。
そして季節は変わり春がきた
気温が徐々に上がり雪が溶け始める頃
共に冷え固まったマグマから
バキバキと音を立てながら何かが起き上がった
方貴 『ハアー、ナンカスゴイユメミタナ』
氷から這い出て来てすぐ周りを見渡すと
そこには巨大な瓦礫と砂、氷の塊や化学物質が固まっているのが見えた。
方貴 『アレ、サム、イ、ハズナノニ、サムク
ナイ、ドウナッテルンダ、、
ユキ、、カナ、?』
目の前には氷柱のようになっている巨大な氷塊
その表面は艶やかでよく反射している。
方貴『(ナンカ、カラダノカンカクガオカシイ、、、、
ナンデコンナトコロニイルノニサムクナ
インダ、、、
アッ、、ヨクミタラコノコオリ、、
ヒョウメンガヨクハンシャシテル
ナ、、)』
氷の表面を鏡の代わりにして自身の姿を見た。
そこにはマグマの冷え固まった後の岩のような色をした人型ではあるが、
表情も肌の色の区別もない。
ただわかったのは、どこからみても人間ではない事は明らかに見えた。
方貴 『ナ、ナンデ、コンナ、、』
と声に出すも、、言葉にならない。
僕は現実を受け入れる事ができなかった、
驚愕や悲しみもあり、あたり周辺を見渡して
ここがどこか推測しているうちに気付けば夜になっていた。
方貴 『コレカラドウスレバ、、ヨリニヨッテ
ナンデコンナスガタ、ナンダ、
ツカレタ、キョウハネヨウ
ソレニシテモ、アノホシ、、
ナツカシイナ』
自分の姿形の記憶は思い出して見ることにした。
『いて、!』
その途端猛烈な電気が走る痛みが頭を襲った
『(なんで思い出せないんだ、、思い出そうとすると頭が痛い、、!)』
もう外は暗く、寝る感覚を覚えていて
夜=寝るに至った。
今日は瓦礫を屋根代わりにして寝ることにした。
すると、数分後意識は途絶えた。
遠くの方から音が聞こえてくる。
その音が段々と大きくより鮮明になっていくのを感じた
その瞬間、爆音が聞こえた。
凄まじいほどの猛烈な爆撃に
周りには銃声や泣き声、叫び声が響いていた。
方貴 (なんだ、この声は、聞きたくない、、
やめてくれ、、!)
市民『はははみんな終わりだー!ここでしぬんだー、、ア"ァー!』
市民『やめて、!撃たないで!やめて、、!』
『ハッ、、!』
ーー目を覚ました。
太陽の強い日差しが、溶け切っていない氷柱に反射して顔に当たっている。
手で光を遮ぐようにして起きた。
方貴 『マブシイ、、、アサカ、、?
ソッカ、ナンダカナツカシイナ、、コ
ノカンジ、、ドコカデカンジコトノアルヨウナ、、、
『(それにしても長い夢を見ていたような
気がする。。
あれは一体、なんだったんだろう。。)』
と、考えながら体を起こして車の外に出て
辺りを見渡すと
ーーそこで初めて気づいた。。
貴方 『ア、、ア、エ、、ドウナッテルンダ、? セカイハ、、、、!』
辺り一体は砂と氷、化学物質が散乱したコンクリートの上で半溶解している。。
今いる場所が荒廃した都市の中である事が分かる。
瓦礫やビルは千切れるように損壊して
変色した植物が渦巻く様にビルやマンションを縦長に大きく茂っていたり
住宅街があったであろう場所が、ナニカかあったかの様な丸い円の跡。
その円の内部の地面はなぜか汚染されていない
『(アノアト、、エンジョウニカタドッテアルヨウニミエルケド、、キノセイカナ、、、)』
この足を着いて立っているこの場所、、
右左を見ると少し先まで続いている道路でさえも
もう道とは言えないほど湾曲や断層自体がズレているように曲がりうねっていた。
『(あぁ、とても人が生きていられる場所じゃない、、生きてたとしても、もう、、)』
そう思うと同時に方貴は無意識に足が動いていた。
『(いや、どこかに生きてる人は絶対いるはず、
僕はこのままずっと1人なんて嫌だ、!』
ご静読ありがとうございます。
次の投稿は少し早めにしようと考えています。




