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VRゲームで花を育てるゲーム妖精していたら、そのまま異世界に転生してました。(なろう版)  作者: 無限飛行
第三章

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第451話 神社ワールド25

◆ログハウス風呂場にて

カーナ視点


ピッ((お湯張リヲ開始シマス))


ガコンッボボッ

ジャーッ


「ついに⋯⋯」

「⋯⋯やり切りましたね。恨めしくないです、寧ろ感動しました」

「イドちゃんの言う通り。まさに感無量とはこの事かしら」



私達の目の前には輝きを放つ美しさを取り戻した浴槽。

そこには今まさに自動給湯され、お湯が浴槽を満たしていきます。

待ちに待った感動の場面。

そしてその浴槽を目を輝かせて見つめる美幼女妖精とセイラー美少女のある風景。

うん、お湯のしたたるイイ美幼女、美少女とはアタシらの事を言うのですね。

まあ、セーラー服美少女の背中に機関銃は異様でしかありませんが気にしない。


しかし真っ白浴槽に真っ白タイル壁面は何となく殺風景。

ちょっとスッキリし過ぎじゃね?



「カーナ様、どうしました?」

「うーん綺麗にしたらお風呂がスッキリし過ぎな気がしちゃった。何か物足りないとか」

「お風呂が物足りないとは壁に絵が欲しいとかですかね?恨めしくないなら定番の富士山でしょうか」

「あ、そうソレ!流石イドちゃん、その発想はバッチグーだわ」

「恨めしながら褒められちゃいました」



うん、やっぱりお風呂のバックグラウンドは富士山が定番の安定感。

それもこれも清掃後のお風呂場がやたらに白いタイルで構成された純白浴室だった事に起因します。


綺麗過ぎて目のやりどころが定まらないとか、そんなん無性に落ち着かない。そこでバックグラウンドに《物足りない》を埋めてくれるアイテムの必要を感じた次第。

ただ問題はどうやってタイルに富士山を描くかです。



「さて、絵を描くなら誰に頼もう?私がやったら落書きだし、イドちゃんも自信は無いよね?」

「無理に決まってます。やはり名のある芸術家でしょうか。丁度芸術家的お名前の方が居たような?」

「レオナルドの事を言ってるなら無理だから。アイツは只の不潔リーゼントペンギンよ」

「なんか恨めしいです」

「ホントよね。全ての元凶な気がするわ」



それにアイツの名前はレオナルド・ダ・ビンチ。

本物のイタリアな芸術家はレオナルド・ダビンチ。

紛らわしいけど名前は違うから。

本当に紛らわしいけど。


あと、仮に本物のレオナルド・ダビンチにお風呂の絵を任せたら、たぶん富士山じゃなくモナリザになってると思う。

お風呂の壁がモナリザ??

お風呂のドアを裸で開けるたびに微笑みられ、風呂場に入っている間も微笑みを絶やさず見られてる感覚。うん、色んな意味でやべぇな。



((モウ直グお風呂ガ沸キマス))

「お?やった、お風呂が沸くって。ついに入れるわ!」

「恨めしながらおめでとうございます。私も入っていいですか?」

「もちろんよ。労働したんだから労働の対価はきちっと貰うものよ」



こうして私達は脱衣所で服を脱ぎ、しっかりジャグジーも堪能したのでした。

もちろん私の臭いは《酸っぱい》から《フローラル》な匂いに。

日本の大手シャンプー&リンスメーカーはきっちり仕事してました。

満足、満足。



「恨めしながらその一張羅酸っぱワンピース、どうするんですか?」

「一張羅酸っぱ言うなし!うーん、手で洗濯するのは非効率だし、洗剤が欲しいところ。あと脱衣所にランドリーは必須よね」



ボコボコ。



「ひぅ!?何か生えてきました!」

「ああん?何かって何がよ??」



イドちゃんがシェーな格好で下着のまま飛び退きました。

もちろん私は一張羅脱いで素っ裸のままです。

生えるってタケノコとか?



ボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコッ



「おおーっ?!まさかコレは!!」

「床から洗濯機が生え、た?!」



何と床から生えたのはランドリー。

しかもドラム式乾燥機付きの横から入れるお布団も洗える大容量14kgクラス。

安心の日本製でしたってドユコト?



ピロンッ

《スキル・ログハウスがバージョンアップしました。ランドリーが追加されました》



「あ!?もしかしなくてもナビちゃん??!ログハウスがバージョンアップしたって、そうか、ログハウスは私のスキルだったんだわ」

「え、この建物、カーナ様のスキルなんですか!?恨めしながらビックリです」

「レオナルドに占拠されてたからすっかり忘れてたわ。だけどその前にナビちゃん、久方ぶり!今迄いったいどうしてたの?」

「ナビちゃんって何です???」



うん、ナビちゃんをイドちゃんに説明したいけど今はスルー。

緊急に確かめない事案が発生中、だからゴメン。

そして緊急確認が必要な理由はモチのロンでナビちゃんの事。

突然に答えてくれなくなって今まさに戻ってきたナビちゃん。

呼びかけにも応えず一体今迄どーしてたのよ?!



《お答え致します。私の名前はナビ補助システムと申します。通称ナビ補とお呼び下さい》

「え、ナビホ???ナビちゃんじゃないの?」

《メインシステムは本来の場所に移動しました。現在はカーナ様のナビシステムとして機能してません。今回ログハウスのスキルバージョンアップが行われた為、補助補完機能に基づきメインシステム緊急バックアップから機能の一部を引き継ぎました。機能はメインシステムの1%になります》

「は?」



ナビちゃんが本来の場所に移動して今はナビホちゃん(ナビ補システム)になったと?

本来の場所ってどういう事??

ますます分からんわ。


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