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VRゲームで花を育てるゲーム妖精していたら、そのまま異世界に転生してました。(なろう版)  作者: 無限飛行
第三章

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第446話 神社ワールド20(使徒2)

◆神社ワールド

カーナ視点


「今からドアをぶち破るのでちょっと持っていてほしいのです」

ドサッ

「な、何を!?」



えー突然視界が真っ暗になりました。

ララちゃん君が何か?を放り投げ、ソレが私を覆った為のようです。

しかもソレ、酸っぱくて獣臭い!?

ああん?!

一体何を投げつけたのララちゃん君???



ガバッ

「って、重いわ!!」ポイッ

ドサドサドサッ

「ああーん?」



酸っぱい、獣臭い、重い、の三拍子が揃ってって?その重圧に耐えかねて背後にポイッしてやりました。

で、ポイッしたもん見たらタップリと贅肉ついたまんまの毛皮の塊やん!

おい、贅肉って脱げんのか?!

いやそれより、そんな事したらドーなるん???



「ララちゃん君、まさか贅肉までって!?」

「はい、なのです?」

「ってー!誰よ、アンタ?!!」

「アタシ?アタシはララちゃん君なのです」

「?!!」



えー日頃?からでっぷりとしたお腹抱えた人間大もふもふハムスター妖精??だったはずのララちゃん君。

そこに居たのは《棒人間》ララちゃん君でした。

はい?

棒人間が分からない??

ん、そーだよね〜。

つまり頭だけ元のもふもふララちゃん君なんですが、首から下が手足が生えただけの黒い棒です。

ええ、ハムスターが突然痩せたとかじゃなく、純粋に首から下が黒い棒⋯⋯⋯。

ああん?

文字通り《一毛皮脱いだ》んかい!!



「さて身体が軽くなったところでパワーアップ、今からドアをぶち破るのです」

「ツッコミ所が多すぎて突っ込みしたくないわ」



頭ハムスターで身体が黒い棒。

それが動いて今正にログハウスのドアを蹴破らんとしています。

生物的には意味不明ですがララちゃん君曰く、パワーアップしてるとの事で全てオーケー?

ここは悩んだら負けな気がしますので、そのまんまスルーしましょう。


背後では相変わらず使徒?とピカリンあかりちゃんの《眩しい戦い》が続いていました。

眩しいだけなので、これもスルーしましょう。


ちゅどーん。


そして爆発と共に粉々になるログハウスドア。

棒がチョン蹴り入れたら爆発とか⋯⋯。

色々と説明不足なところですが説明を求めたく無い今日この頃。

物理法則は何処かに散歩に出かけている様です。 

クワバラくわばら。



「開いたのです。良い仕事をしたのです」

「⋯⋯⋯アリガト」



やり切った感素敵な笑顔を向けるララちゃん棒人間君。

その笑顔は某アニメのトト◯を思わせるほのぼのなものでしたが、身体が棒はホラーしかありません。

しかもその身体からキラキラ☆光るものが飛び散りました。素晴らしい労働後の汗を表現しているのでしょうか?

ヤブから棒に何表現してんだ、この棒人間ハムスター様は。

やりたい放題ですが、今はその全てをスルーした方が良いでしょう。

という事で私は初心に戻ります。

私には、そんな事を気にするより崇高な野望が有るのですから!



「お風呂に入るという野望がね!」ふんすっ



お風呂に入れるなら握り拳にも力が籠ります。

私の未来は希望に満ちているのよ!

オーホホホ。



「気合入ったのです?良い事なのです。アタシも身体が軽いから暫くこのままが良いのです。ドア開けたお礼はアタシの毛皮の洗濯を頼むのです」

「⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯」



ドア開けたお礼がさっき放り投げた毛皮のセンタクー(洗濯)???

と、放り投げた毛皮を見れば、蠅がワンサカたかってました。

うん、腐ってんな。

そりゃそうだよな〜。

分厚い贅肉付いたまんまの毛皮だもん。

生肉もろ出しで殆ど生ゴミだからソーなるよネー。

そしてアレ(生ゴミ)を洗えと?

⋯⋯⋯⋯⋯⋯どんな罰ゲームなん???



「ではクラブ長、後は頼んだのです。先にお風呂に入ってくるのです」スッ

「ああ??あああーっ!!?」



あまりの無理難題にフリーズしてたら、私の目の前を当たり前のようにお風呂に向かったララちゃん君。

いやいやその棒洗うの意味あんのか、じゃなく、またまたお風呂が遠のいたこの絶望感?!!



「フザケンナ!!この、この、棒ハムスターーーーーーーーーーー!!!!」


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