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VRゲームで花を育てるゲーム妖精していたら、そのまま異世界に転生してました。(なろう版)  作者: 無限飛行
第三章

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第445話 神社ワールド19(使徒登場)

◆神社ワールド

カーナ視点


ドンドンドンッ

「開けろや、くそペンギン!人のログハウスを占拠してんじゃねー!?」



レオナルドがログハウスを占拠して数十分、ドアをいくら叩いても無反応。

そこ迄私を拒絶する理由は何?

素直に風呂を開放しやがれや、不潔リーゼントペンギン!!



((アナタ、神様信じマースカ?))

「はい?只今取込み中、話かけないでよ!」

((⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯))

ドンドンドンドンドンドンッ

「おらぁ!開けろや、腐れペンギン!人のログハウスに何してくれてんだコンチクショー!」

((アナタは神様信じマースカ?))

「いや、だから取込み中って、誰よ、はいぃ?」



何か明らかに新興宗教の勧誘としか思えないセリフが優男な声で取込み中な私に振りかかる。

いやいやマジ誰よ?って振り向けば、眩しい光になんも見えんわ。


は?!

そんな事より今の私の暴言、推しなアルタクスさんに聞かれたら一大事!と思ったんだけど、アルタクスさんは少し先で波打った鳥居に酔ってグロッキーなイケメン予備軍数人を介抱中?だわ。


なのでセーフで力こぶ、おっしゃー!!

とにかく私の第一目標はログハウスのお風呂でジャグジー天国、浴衣団扇にありつく事。

その為には余計な雑音気にしない。

この木なんの木気にしない。

ゴーイングマイウェイよ。

オーホホホ。



((おお、迷える子羊に幸あらん。アナタの酸っぱい悪臭は神様もお許しになるでしょう))

「ああん?喧嘩売ってんのかーい!!」



チッ

ずっと無視を決め込もうとしていたら、いきなり喧嘩売られたんで思わず振り向いてしまいました。

でも、せっかく振り向いてもタダただ眩しいだけで相手の姿が定まりません。

はあ、だからめんどくさいと無視してたのに、眩しい光の塊なクセに喧嘩売ってくんじゃねーやと言いたい今日この頃です。



((アナタは神様信じマースカ?))

「ああ?喧嘩売ってる最中に神様信じますかとか、訳わからんから!」



神社の鳥居から出て来た喋る光は、太陽並みに眩しくてハッキリ言って迷惑です。

アルタクスさん達も近寄れないし唯一私の側に居るのは、変なライバル意識を持って喋る光を睨んでる浴衣姿のピカリンあかりちゃん。



「酸っぱお姉様、ここは私があの失礼な光を相手しますわ」

「失礼なのは前の《カーナ様》呼びから《酸っぱお姉様》呼びに変更したピカリンあかりちゃんも同じなんだけど」

「そこは《酸っぱい者クラブ》だから気にしないでいいのでは?」

「ああーん???」



と、唐突に私の所属を意味不明なクラブに指定したピカリンあかりちゃん。

私の背後を指差すので振り返れば?何故か人間大ハムスターが頭撫で撫で照れてました。

静かだったから、たった今迄その存在を忘れていたララちゃん君。

何で嬉しそうに照れてんだ!?



「ララちゃん君、何でそんなに嬉しそうなの?」

「アタシも《酸っぱい者クラブ》の仲間になれて心から嬉しいのです」

「いや私を勝手に《酸っぱい者クラブ》って一括りにしないでよ。そんな怪しいクラブに入った覚えないんだからね」

「それで《酸っぱい者クラブ》のクラブ長、アタシはこれからクラブの為に何をすればいいのです?」

「待てや?いつの間にか私がクラブ責任者になってないかい??」



止めレ。

そんなクラブ運営したくねーわ。

そして、そんなニコニコと迫るララちゃん君を押し留めていたら、喋る光とピカリンあかりちゃんの対決姿勢が鮮明化してました。

いわゆる《眩しい対決》というやつです。


うん、実質的に何の意味も無いんでしょうが、当事者達は真剣なんでしょう。

そして眩しいのは変わらず、アルタクスさんや元黒子女子、偉そうイケオジは遠巻きになるしかありません。

ほんと無意味だわ。


ただ一つだけ問題があるとしたらピカリンあかりちゃんの光り方。

元々照明妖精ですから下半身が照明傘スカートになっていて、つまり下半身を光らせて飛ぶんですが、今の彼女は風呂上りの浴衣姿。

それで下半身光らせてるのは倫理上色々と問題になるんじゃないかとハラハラしたんですが、意外に眩しく大丈夫そう。

一応周りに男性陣多め(アルタクスさん、イケメン予備軍、偉そうイケオジ、ララちゃん君?)で心配したんですが心配は杞憂だったみたい。

取り敢えず私は面倒ごとから離れられてハッピーハッピー。

これからログハウスへの侵入に注力する所存。



「という事でさっさと開けろや、この、不潔リーゼントペンギン!!」ドンドンドンッ

「クラブ長、このドアを開ければいいのです?」

「誰だ《クラブ長》って言う奴!?んん?ララちゃん君??」



私がログハウスのドアを叩いていたら、ララちゃん君が私を《クラブ長》認定でログハウス前に来てました。

おい、人の事をクラブ長って言うなや。



「クラブ長、ここはアタシがハム毛皮脱ぐのです」



どうやらララちゃん君が私の代わりにドアを開けてくれる様子です。


だけどハムスターが《ハム毛皮脱ぐ》って⋯⋯⋯どうなるんだ?


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