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VRゲームで花を育てるゲーム妖精していたら、そのまま異世界に転生してました。(なろう版)  作者: 無限飛行
第三章

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第444話 神社ワールド18(眩しい)

◆神社ワールド

カーナ視点




「さてさて、某SF超大作風ナレーションなら始まりはこう?無限に続く大鳥居、そんな壮大な世界にあって私達人類の営みは如何に矮小かを思い知らされるとかなんとかかんとか。いや、うねってる鳥居は見てたら酸っぱい野菜がこみ上げて吐きそうになるから見てらんないけど、何か光ってるのが気になるからこの木何の木気になる木的ななんとか?とにかく新たな変化が鳥居の彼方からやって来そうなんで緊張感維持するのが何かと困難とか」

『御大層な解説始めたと思ったら後半ダラダラと訳わからん言い回しの挙句、墓ギャグラリーがねーから結局ぶっ壊れ熟成妖精は無駄に酸っぱいから喋んなと言いたいんだぜ』

「ああーん?レオナルド・ダ・ビンチとか無駄にとある芸術家と誤認する様な紛らわしい名前で上から目線の不潔リーゼントペンギンが鳥居の前でほざいてんじゃね〜と言い返してやりたい今日この頃なんだけど!」



ああ、不謹慎かどうか定かではありませんが、神聖?なる鳥居の前で飛べない鳥と口論を交わすこの不条理は何とかならんのでしょうかと神様に問いたい妖精の一言。



カランカランカランッ



「むっ、奴が来たか」

「はい?」



えー神社の本坪鈴みたいな音がしたので、それにイケオジが何やら反応してました。

どうやらあの光をご存じなご様子。

聞いて欲しそうなので聞いてあげましょう。



「そこなイケオジさん、アレが何か知っとるの?」

「イケオジとは何だ?⋯⋯まあ、いいか。アレは奴の使徒の一人だ」

「しと??」



またまた訳わからんワードが出ましがな。

しとってアレかな。

しとしとピッチャンしとピッチャン、しとしとピッチャンしとピッチャンの時代劇的なモンかな??



『古い時代劇の話してんじゃねー。作者の年代が知れてショーもねーじゃねーか。しとじゃなくて使徒、つまり《遣わされたアポストロス》を意味すんじゃねーか?』

「は?突然にレオナルドが博識を披露してる」

『博識だ』

「だから身も蓋もないなって」



何処の世界に博識なペンギンおるん?

水族館でペンギンショー見てたら餌欲しさにお姉さんの指示に従ってたペンギンが突然に大学の講義始めてモンテスキュー(1689-1755)の三権分立を説き出すとか。

おい、観客みんな寝るぞ。

要らんわ、そんなペンギン。



「水族館で思い出した。三浦半島の水族館で見たペンギン餌やりショーは良かったわ。あと、めっちゃ階段降りたイルカショーも意外性があって面白かったんだけど」

『突然何ぬかしてんだ、この酸っぱ妖精が?』

「前世を懐かしんでただけよ」

『ふん?オレの前世はイワトビペンギンだ。マカロニペンギン属のペンギンだったか』

「変わんねーじゃん。マカロン?お菓子なの?」

『マカロニだ。貴様、お菓子とパスタ類の違いが分からないのか』

「パスタ類なペンギンって⋯⋯はあ?!」



やべぇ。

知らず知らずに《レオナルド沼》に引きずり込まれていたようです。

ペンギンとお馬鹿な話してたらイケオジに呆れられ、軽蔑の一瞥を貰って光は既に目前でした。

正に光陰矢の如しですか。

意味不明が加速して目の前の光はただただ眩しい限りです。

眩し過ぎて誰かを思い出しそう。

あれ、誰だっけ?



「まあ、私の明るさを差し置いて眩しいなどと!恥ずかしながら許される事ではありませんわ」

「あーアカリンあかりちゃん??」

「ピカリンあかりです。暫定酸っぱお姉様」

「暫定あだ名で酸っぱ言うなや?!」



照明妖精のピカリンあかりちゃん。

浴衣姿でアロマシャンプーの匂いを溢れさせながら私を《酸っぱお姉様》と突き落としました。

レオナルドのせいで暫定酸っぱにされた私。

ブロッコリー投げつけブッコローす。



「お風呂どうだった?」

「ジャグジー泡風呂最高でした」

「ちくせう」



ああ?!

お風呂入りたい!

湯上がり満喫したい!

浴衣姿でアロマ振り撒きたい!

のんびり温泉気分を味わいたい!



「今お風呂空いてますよ?」

「早く言ってって、レオナルドは?」

「眩しいから目が痛いってログハウスに入りましたわ」

「MYジャクジーかもーん!!」



あかりちゃんからお風呂空室情報得て、慌ててログハウスの入り口に駆け寄った私。

ドアノブに手を掛けたけど開かん?!

なんで開かんの開かずのドア??

と?よくよくドアノブ見れば《酸っぱ妖精お断り》の札がぶら下がって⋯⋯⋯⋯?!



「糞ペンギン、ログハウスに居座ってんじゃねー!」


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