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ダンジョン探索だよー

「シン。元気にしてるー?」

俺が道場で横になっていると、師匠が様子を見にやってきた。


「今修行が終わって休んでるよ。体中が痛いんだ」


「ダンジョン探索だよー。キャンプもするからシンも参加ねー。」


「!?え?今から?」


「違うよー。明後日だよー。」


「俺が一緒に行って迷惑にならないかな?」


「ならないよー。どっちかというと、討伐より久しぶりの顔合わせとか(・・)がメインなんだよー。」


そういえば、みんなで集まる事ってあんまりないから。たまにはみんなの顔を見に行くのも悪くないな。


「行く。」


「明後日の朝9時にに北門集合ねー。それまで修行はやめておこっかー。」


「師匠がストイックじゃない!!師匠。最近悩みとかない?大丈夫?」


「ダンジョンに行くんだから念のために体調は万全にしたいんだよー。」

・・・そう言われればそうか。





季節は夏になりだいぶ暖かくなってきた。

明後日までに装備の見直しだな

ナイフ良し!

服も良し!

靴は、底が無くなってきてるな。大部ボロボロになってきてるし。


俺は町まで靴を買いに行った。


とそこで、パーティー【ブラックセイバー】が居た。


アクトが偉そうに歩いていて、

その後ろにエステルがいる。



エステルは俺がいることに気づいたが、知らないふりをしてくれたようだ。


俺はすかさず気配を消し、人ごみに紛れて距離を取った。

行動が不審だったためか、俺は町の人にちらちら見られていた。

だが、アクトに絡まれるよりましだ!!


しばらく潜伏した後、俺は靴を買った。そして周りの様子を伺いながら帰宅した。

今まで安めの靴を買っていたけど、今回は10万ゴールドのバトルブーツを買った。

修行中は節約していたけど、今回は奮発してみた。


俺は、ダンジョンに行く日まで縁側で外をぼーっと見て過ごしていた。

ムサシには「がははは、じじいみたいだな。」と笑われた。

ムサシは器が大きい人間だってことが分かってきたので、俺はため口を利くようになっていた。

「最近修行ばかりだったからこういう時間も大事なんだ。」

ムサシは笑っていたけど俺は縁側生活をつづけた。








ダンジョンキャンプ当日。

北門に着くと、ダンがいた。


「どうも」

と声をかけると

「おー!おはよう。」

と元気に挨拶を返してきた。


「ロックロットのパーティーでは問題無くやれてる?」


「みんな良いやつだし、パーティーに入る前より稼ぎも良くなったから満足してるぜ」


テンション高いな。でもうまく行ってるようで良かった。


人と話すのがあまり得意ではない俺も、ダンとは最初から普通に話せた。


孤児院に時に、面倒見の良い兄ちゃん的な人がいたけど

その人に雰囲気が似ていたからかなー?


そこにジークとレナもやってきた。


挨拶を済ませると、レナが俺の顔を見て言った。


「シン。アリス先生と一緒に来なかったの?」


「うん、てっきりジークが計算に入れてるもんだと思ってたよ」


「いまいち話が見えないんだが、何かあったのか?」


「師匠いや、アリスは、もしかしたら時間に遅れてくるかもしれない」

師匠は優秀な人なんだけど、寝起きが悪いところがあるんだよなー。

迎えに行こうか?でも入れ違いになったら嫌だし、どうするか?


・・・・・・


よし決めた!


「俺迎えに行ってくるよ。家に居なかったらすぐ戻ってくる」


「早く行ってきなさい!」

レナは犬に命令するように言った。


俺はレナを無視して、軽く走りながら師匠の所へ向かった。





師匠の家に着くと、俺はかなり強く扉をノックした


「師匠、居る!?」


「どうしたのー?」


師匠の寝ぼけた声が聞こえる。


まだ起きていない…だと!


これは予想以上に遅れるな。


「今日の9時からみんなでダンジョンに行くの覚えてる?」


「今何時ー?」


「9時くらい」


「チョ、ちょっと待ってね!」


5分ほど待っていると、師匠が急いだ様子で出てきた。


髪は少しぼさぼさで、急いでいたためか、顔が少し赤くなっていた」


速攻で俺を抱きかかえると、

風魔法を発動させ、空を飛んで、待ち合わせ場所まで飛んだ。


ウインド!ウインド!


どんどん加速していく。



ジークたちが見えてくると、俺たちは急減速した。

最後はふわっと着地したが、砂煙が舞い、レナがむせていた。



「ごめんねー。」


ジーク「大丈夫ですよ。気にしていません。」


ダン「それよりも、シン、ぐったりしてるけど大丈夫か?」


ダンは心配したようにこちらを見ていた。


レナ「大丈夫よ。ほっとけば元気になるわ。」






俺たちは、北門の兵士に声をかけた。


レナ「ダンジョンに行ってきますね。」


満面の笑顔で話していた。


レナは俺と話す時と態度が全然違った。


「気をつけてな!」

と元気に声をかけられていた。


騙されてるよ!レナはもっと凶暴だよ・・・





だが、後ろにいる俺の方に目をやると、兵士の顔がふっと暗くなった。

俺はあいさつをするが、兵士は、俺の肩に手を置き「頑張って生きるんだぞ」

と優しく声をかけていた。


一番後ろにいた師匠に対しては、敬礼をした後、

「お勤めご苦労様です!」そう言って頭を下げていた。

まるで重鎮扱いだ。




門を出ると、ダンジョンがすぐ近くにあった。細長い塔のような形をしている。

ダンジョンまで歩きながら、俺はさっきの兵士の態度を思い出していた。


師匠は意図的に男が寄ってこないように怖い噂をそのままにしてるからあの態度は分かるんだけど、俺への態度・・・なんなんだろ?


どうも、ここ最近、周りから妙な視線を感じることがある。

パンツマンって言われているのは知っているけど、最近その時よりも、妙な視線を感じることが多くなったのが気になる。


「シン、ぼさっとしてないでこっちに来なさい!」

レナにせかされると、

俺たちはダンジョンに入っていった。


最後までお読み頂きありがとうございます!

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見られているとやる気が出ます!

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