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アクトの襲撃

鉱山の牢の中でアクトは笑っていた。


今日フェイクが計画を実行するのだ。


もう少しだ!もう少しでここから出られる!


他の牢で囚人労働者が騒ぎを起こしている。計画通りだ。


フェイクがカギを開けた。


その瞬間にアクトは飛び出して、監視を殴り殺し、武器を奪っていった。


アクトの後ろからは、ほかの囚人も出てくる。


監視より、囚人の数の方が多い!


こうしてあっという間に囚人によって鉱山は制圧された。



千人を超える囚人がアクトについていった。


「スノーフィールドか、アクトの旦那、いい女は居ますかい?」


「そうだな、ほかの町は知らんから比べようは無いが、昔のスタンピードで男が少ないから、年頃の女は多いぞ。」


「ゲへへへ!俺は女を抱きまくるぜ!」

囚人たちは女の話題で盛り上がっていた。



フェイク「アクトのダンナ、みんな感謝してますぜ。所で、襲撃は暗くなってからで良いですかい?」


アクト「そうだな。俺が居れば、関係なく制圧できるが、ほかのやつらの死人が大きくなるからな。」


フェイク「さっすがダンナ、あっしは凡人で、戦闘は得意じゃじゃねーんで、ダンナの強さがうらやましいです!」


アクト「ふ、任せておけ」








その頃シンは、鍛冶屋に来ていた。


「お、ぼうず。いや、スタンピードを止めた英雄だったな。」


「いや、普通に接してほしい。」


「シンはすごい人、ようやくみんな分かってきた」

エステルは得意げに言った。


「それで、武器を買いたいんだ。」


「おう、いいぜ、っと今使ってる武器を見せてくんねーか?」

俺が武器を出すと、

「おいおい!どんだけ使い込んでんだ!?ぼろぼろじゃねーか。使い込み過ぎなのもあるが、もう坊主のレベルにぶきがおいついてねーぜ。」


「これよりグレードの高いのってあるかな?」


「いや、ねーなー。ゴーレムから取れる魔鉱石がありゃ鉄より良い出来の物が作れるんだが、今は切らしちまってる。」


「ゴーレムか、岩石地帯でよく出てくるんだけど、火力不足なのもあって、そこは避けてるんだ。今回は鉄の武器を買うよ。」


「どっちも武器はナイフだったな。坊主は前と同じので良いか?物はあるぜ。」


「それでお願いします。」


「嬢ちゃんは、普通のナイフか?」


「私もシンと同じの、欲しい。」


「お、それならシンが次来た時用に用意してたのが3本あるぜ。」


「3本全部ください。後エステル、料理でもナイフを使うと思うけどどういうのが良い?」


「包丁」


「包丁か、あるぜ、見ていきな。」


俺たちは、

ロングサバイバルナイフ3本

包丁(牛刀)一本を購入した。


「それとな、ぼうず。」


「え?」


「ギルドが坊主の事さがしてたぜ。」


「え?何の用だろ?」


「分からねーが、ギルドに顔は出さねーとまずいぜ。」


なんだ?何の用だ?大体こういう時は厄介ごとなんだよ。知らないふりしてダンジョンに戻るか?いや、もう声をかけられた時点でアウトだ。


「シン、行こう」


「・・・そうだな。」







ギルド受付

マナ「シンさん、待っていましたよ。これからお時間はありますか?」


シン「実はこれからダンジョンに」


マナ「ダメですよ!緊急事態かもしれないんです!それ以外に予定はありますか?」


シン「薬屋のじいに薬草を渡しに行きたい。後ご飯がまだだけど。」


マナ「今は緊急かもしれないので、薬草は後にしてください。ご飯は、一緒に食べながら話をしましょう。さあ、食堂まで行きましょう。」

緊急かもしれないってなんだ?

すっごく気になるし良い話じゃないのはなんとなく分かるぞ。


「Aセットをお願いします。」

「Bセット」

「私はBセットでお願いします。後皆さん、のみものはなににしますか?」


「俺は水で、」


「カフェラテ」


「私はコーヒーをお願いします。」



「で?何だろ?」

「シンさん、眉間にしわが寄ってますよ。もっと笑った方が良いです。」

そう言って、俺の眉間のしわを手で伸ばしてしわを無くそうとしてくる。


マナは真剣な顔になり、

「スノーフィールドの北門に向かって、怪しい人間が近づいて来ているんです。数は100人ほどです。」


「100人か、冒険者とかじゃないんだよね?」


「違うようです。認識の為のプレートを確認できなかったようなので。」

プレートとは、冒険者がみんな持っている身分証明のための鉄の板だ。


「100人居て、確認できなかったら、冒険者じゃないかもね。」


「なので、警戒態勢を取っています。」


「いつ頃こっちにつきそうなのかな?」


「そろそろつくと思います。なのでそれが落ち着くまで待機でお願いします。」


「北門には近づかないから町の」

言いかけた所で


「ダメですよ。ここに居てください!」


ここで食事と飲み物が運ばれてきた。


俺は食べながら。

「そろそろ暗くなってくるし、解決してないかな?」


「もう少しだけ待ってくださいね。」


エステルは俺に寄りかかりながらカフェラテを飲んでいた。


そこにギルド員が入ってきた

「北門で、100名の集団と兵士がもめている。町に入りたがっているようだ。このままだと争いになるかもしれん」


「シンさん。協力していただけませんか?」


「良いけど、いつ攻撃して良いかとか判断が難しいと思うんだ。」


「大丈夫ですよ、兵士の方の判断に合わせるだけで良いんですよ。」


「・・・・行ってみるよ」






北門前

俺とエステルが向かうと、ピリピリとした雰囲気になっていた。


「だから、宿を取らねーと凍えて死んじまうだろーが。入れてくれよ!」

町は雪で白く染まっていた。


俺とエステルは少し離れてじっと見ていた。


と、そこに、南の方からギルド員が急いでやってきた。


「大変だ!南で襲撃を受けている!南門は突破されてみんな襲われている。」



すると怪しい人間たちはにやにやと笑いだした。

「おい、南に行った方が良いんじゃねーのか?大変なんだろ?」

と言いながら笑っていた。

こいつら、南の襲撃者の仲間だな。これは陽動か!



そこに兵士レオが、「全員中に入れ、門を閉めろ」

と声を上げた。


怪しい人間「おめーら、急いで中に入れ!!」

と言い、兵士を切り付けながら中に入ってきた。



一気に乱戦状態となった。

俺も戦闘に参加し、切り付けて倒していった。

元々こちらは300人ほどの人数が居たためあっという間に戦闘は終わった。

こいつら頭がおかしいのか?

いや、門の外からは、兵士と冒険者の数が少なく見えたのかもしれない。


兵士レオ「南の救援に向かう、みんなも協力してくれ。」


「俺たちも向かおう」

「うん」



最後までお読み頂きありがとうございます!

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