かりそめの平和
俺たちはダンジョンの22階でキャンプ生活をしていた。
魔物を倒す生活を続け、少しだがレベルは上がっていた。
シンレベル 40→44
エステルレベル34→36
______________________________
シン 13歳 男 レベル 44
スキル
ストレージLV10・超人LV10・HP自動回復LV10・
スタミナ自動回復LV10・状態異常自動回復LV10・服(全)LV10・
採取LV5・暗視LV8・MP自動回復LV6・魔物呼びLV8
____________________________
______________________________
エステル 12歳 女 レベル 36
スキル
魔装LV10・HP自動回復LV10・憑依LV6
______________________________
そんな時、
ガサガサガサ
「人の気配か!?」
俺はすぐにエステルを呼び、気配を消した。
・・・・・・・・
「ん?薬屋のじい。」
俺は隠れるのをやめて姿を現した。
「ふぉふぉふぉふぉ、ここにおったか。帰るぞい。」
「ん?アクトはどうなったの?」
「今は牢屋じゃ、キャンプの片付けをしてから、帰りながら話そうかのう」
俺たちは、キャンプ用品をかたずけ、歩きながらじいの話を聞いた。」
「まず、シンたちが逃げた後から話そうかのー。シンが逃げた次の日に、アクトがボロボロになってダンジョンから出てきおった。」
「うん」
「それで、アクトは兵士に捕まったが、何やら、シンが全部悪いなどと、意味不明なことを言っていたそうじゃよ。それで今は牢屋に入れられ、鉱山での強制労働行きが決まったそうじゃ。」
シン「ふぉー。良かったー」
エステル「ほっとした」
「それでのー。シンたちの捜索が始まっとるから、早いうちにギルドに行かんと迷惑がかかるのー。」
「それは悪い事をしたね。」
ダンジョンを出ると、
「じい、俺は急いでギルドに連絡するよ。ありがとう」
「ありがと」
二人は元気そうにギルドに走っていった。
「ふぉふぉふぉ、元気そうでなによりじゃ。」
俺たちは、ギルドに無事を伝えたが、ギルドは何やら忙しそうだった。
どうやら、ホーク以外の戦闘可能なギルド員も北のダンジョンに行っており、
手続きに手間取っているようだった。
俺は、薬屋のじいにプレゼントの素材を無理やり渡して、そのままダンジョンへと向かった。
エステルと一緒にスキルのLV上げをするためだ。
今あげようとしているのは、この5つ
採取LV5
暗視LV8
MP自動回復LV6
魔物呼びLV8
憑依LV6
俺は採取とMP自動回復のLV上げが遅れている。
エステルは、憑依のLVを10にしたいらしい。
「エステルは俺に出来るだけ憑依してもらって、俺は、採取しまくって、MPを使い切る生活をするよ」
「うん」
俺たちは、ダンジョンの1階から順に20階までの素材を集める生活を、続けた。
______________________________
シン 13歳 男 レベル 48
スキル
ストレージLV10・超人LV10・HP自動回復LV10・
スタミナ自動回復LV10・状態異常自動回復LV10・服(全)LV10・
採取LV10・暗視LV9・MP自動回復LV10・魔物呼びLV10
____________________________
______________________________
エステル 12歳 女 レベル 40
スキル
魔装LV10・HP自動回復LV10・憑依LV10
憑依強化LV2
______________________________
エステルは、憑依強化のスキルを覚えた。
効果はそのまま憑依のLV上昇の割合を強化するものだった。
突っ込みたくなったが、俺はこらえた。
「あと一回ダンジョンに潜ったら、俺も全部カンストできそうだ。」
「私も憑依強化のLVを上げる。」
そんな中、ギルドから呼び出しを受けた。
美人受付嬢「忙しい中、来ていただきありがとうございます。」
シン「この人の名前だれだっけ?」
俺は小声でエステルに言った。
美人受付嬢「マナです。よろしくお願いしますね。」
と言ってニコッと笑った。
シン「すいません」
マナ「大丈夫ですよ。所で本題ですが、スタンピードの発生が確認されました。」
シン「まさか!北のダンジョン!」
マナ「いえ。南の森で発生して、こちらに向かっています。数は約七千五百です。」
シン「スノーフィールドって、今冒険者と兵士を合わせて何人いるのかな?」
マナ「約二千七百です。」
魔物の数は約3倍か。
マナ「それと、北のダンジョンに行った冒険者の方は、戻ってきません。と言うより、伝達が間に合いません。」
しん「うん・・・」
マナ「ですから、ダンジョンに今から行くのは辞めて、スタンピードの対処をお願いしたいのです。」
シン「あとちょっとで暗視スキルのLVが」
マナ「ダメです!!駄目ですよ!絶対ダメですからね!」
シン「・・・・・・うん。」
マナ「それに、ホークさんから、もしスタンピードが起きたら、シンを絶対参加させるように。と指示が出ています。」
シン「え?俺?」
マナ「あなたの力を見込んでの事です。なので、絶対参加ですよ!!」
エステル「やっぱり、シンのすごさ、ホークは分かってる」
エステルはとてもうれしそうにしていた。
シン「あと一つ、スタンピードって、何日後に来るの?」
マナ「正確には不明ですが、早くて2日後の予定です。ダンジョンに行ったらだめですよ!」
そのころスノーフィールドの牢屋
「くそ!くそくそくそくそ!シンが悪いんだ!あいつが悪い」
アクトは怒っていた。
「俺が鉱山で強制労働?おかしいだろ!」
ガチャン!
ガチャン!
ガチャン!
ガチャン!
鉄格子を何回も蹴った。
「ん?扉が痛んでいる?」
アクトは不気味に笑った。
スノーフィールドでは、Cランク以上の冒険者の北のダンジョンへの遠征。
スタンピードと立て続けに事件が起こり、監視の目が緩くなっていた。
最後までお読み頂きありがとうございます!
ここまで少しでも、ほんの少しでも面白いと思っていただけた方はブクマ、そして下の☆☆☆☆☆から評価をお願いします!




