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自分が描いたイラストの異世界に転移してしまった  作者: マホロ
第1章 隠遁(いんとん)

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第45話 野営道具と採取道具

 衣装部屋から武具室に移動した。今度は野営道具一式を準備していく。現在バックパックには厚手の毛布とロープが入っており、バックパックの横にランタンが固定されている。ポーチに全て入れても良いのだが、バックパックが空だと怪しまれるので偽装の一環でもある。この部屋のプレートには武具室と書いてあるが、ここは装備室の方が正確だろう。鞄や野営道具なども保管されており、旅装なども全て揃うからだ。


「野営用の調理セットはある?」


『はい、ございます。食器類も同時に用意いたしましょうか?』


「そうね、お願いするわ」


 準備テーブルに鍋やナイフ、カップなどが並んだ。複数人で行動するための調理道具なども並んでいる。


「うーん、私はこういう装備についてあまり詳しくないわ。私が旅をするために必要なものに限定してもらうことは可能?」


『承知しました』


 準備テーブルから複数の装備が消え、調理道具はフライパン、片手鍋、ナイフ、まな板のみになり、食器類は、皿が2枚、カップ、フォーク、スプーンが残った。


「この中でバックパックに入れておいた方がいい物はある?」


『特にございません。全てポーチに収納してください』


 私は頷いて、言われたとおりポーチに収納した。


「他に必要な道具はある?」


『貴女は薬師なので薬草採取などを行うと思います。その時に使用する道具などを所持しておく必要があります』


「確かにそうね、どんな道具が必要なの?」


 準備テーブルの上に、小型のスコップ、革のグローブ、麻袋が数枚並んだ。


『こちらに準備しました。他にもナイフなどがありますが、通常装備で代用できるのでこれらがあれば問題ないでしょう』


「これで終わり?」


『最後に水筒とオイルがございます。ただ、あまり使用しないと思うので参考程度に聞いていただければと思います。水筒は水分の補給に必要ですが、生活魔法の《ウォータ》が使用できる人は、緊急用として持ち歩く程度です。残りの消耗品は、ランタン用のオイルも水筒と同様で、《ライト》の魔法が使用できる人は持ち歩きません。貴女であれば、現在バックパックに結びつけてあるランタンにオイルが入っていれば問題ありません』


「わかったわ。ありがとう。オイルはいらないけど、水筒は予備として空の物を持っておくわ」


 そう言って私は、テーブルの上にある採取道具と水筒をポーチに収納した。装備品についてはこれで問題ない。次に準備する物を考える。


「必要なものはほぼそろったと思うけど……食材以外に何か準備するものあるかな?」


『では、今までに準備してきたものを表示します』




【野外活動用装備】

 武器:ダガー、ナイフ

 防具:革の胸当て、革の小手、革のグリーブ(全てオブシディアンバイソン)

 衣装:シャツ(ジャイアントスパイダー)、ズボン(ロックリザード)

 その他:ブーツ、剣帯、外套、バックパック

【衣装(普段着・室内着)】

 特殊下着:ショーツ、ブラジャー、キャミソール、ブラトップ(各×5)

 衣類:ワンピース、シャツ、ズボン、靴下(各×5)

 靴類:革製の短靴×2、スリッパ×2

 鞄類:ホーンバッファローのポーチ

 その他:タオル×10、バスタオル×5

【道具類】

 バックパック装備:ランタン、毛布、ロープ、水筒

 調理道具:フライパン、片手鍋、ナイフ、まな板

 食器類:皿×2、カップ、フォーク、スプーン

 採取道具:小型スコップ、採取グローブ、麻袋(大)×2、麻袋(中)×5

【薬品】

 液体薬(全て特級品)

  治癒ポーション×50、体力ポーション×50、魔力ポーション×50

  解毒薬×50、避妊薬×50

 固体薬(全13種、各1万錠+端数)

  抗生物質、ビタミン剤(C / D / E / B12)、マルチビタミン剤

  鎮痛剤、総合感冒薬、胃腸薬、整腸剤、鉄剤、亜鉛剤、カルシウム剤

【ラボ備品】

 特殊備品:ビーカー、プラスチック容器など多数

 備品:薬研、軟膏壺など多数(薬師標準機材)

 その他:ポーション瓶×1,000

【その他】

 300,000シル




『以上になります』


「こうやって見るとなかなか壮観ね……」


 自分が作り出したものではあるが、その数や種類、性能がヤバい。そして必要なものも思いついた。


「ここの薬草園にある薬草類は持ち出しても問題ない?」


『問題ありません。希少な薬草も数種類ございますが、流通していないものではありませんのでお持ちください』


 通常の薬草類は移動の途中でも採取可能だろう。しかし、ここで育っている薬草は状態がとてもいいのだ。自然の中で採取できる薬草は状態が保証されていないので、完璧な状態の薬草を採取することは難しい。そのためこの薬草園の薬草類はとても貴重なものになる。


 薬草園に行き薬草を採取していく。この薬草園の薬草は30分程度で再度同じ状態に戻っている。なので採取し放題だ。これまでも時間があるときに薬草は採取していたので、ラボの保管庫にも大量の薬草類があったはずだ。それも持ち出すことに決めた。出発するまでの間にも時間があれば採取して在庫を増やしておく。


 あとは、食材の準備が出来たら、準備完了と言って問題ないだろう。食材を収納するためにキッチンに向かった。


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