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2-3:婚約の話が来たあの日 その3

 お父様は婚約のために私に痩せろと言った。

 ええ、確かに私は周りからも散々太っているって言われているし、マーガレットの愛称も本来ならPeggy(ペギー)なのに周りから私はPiggy(子豚ちゃん)と呼ばれてますとも。

 けれど、それを今になって痩せろだなんて、どうして?


「実はな、国王様の本気度から察するに、マーガレットが太っている事を知らない可能性が高い」

「えっ?! そんな事……ありえるのですか?!」


 確かに、私は国王様の存在は知っている。

 けれど、遠目で見た事がある程度だし、直接会った事もない。

 だから、私の事も噂程度でしか知らないかも。


「故に、国王様が実際にマーガレットの丸々と太った姿を見て、話が違うと激高するかもしれないし、更に運が悪ければマーガレットを処刑して無かった事にするかもしれないのだ」


 ちょ……処刑って……。


「つまり、二年間で私が痩せなければ死ぬかもしれないと?」

「そういう事だ。だから、家の者全員で協力する」


 今まで、私に痩せろだなんて一言も言わなかったお父様が、急にそんな事を言い出したのはそういう事だった、

 二年後の婚約公表の場で、それはお父様の大きな勘違いだったと分かるのだけど、今の時点では知る由もなく。

 その時の私とお父様は、国王様に処刑されまいと頑張るしかなかった。


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