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5-9:第二王子に初お呼ばれ その2

 第二王子の部屋に入ってきたのは公爵令嬢であり、王子たちの従妹であるロジーナとピオーネ。

 ひょっとして、この二人が用意したものなの?


「「ちょっと! 私たちに黙って流行りの料理を食べる会とかどういう事!?」」

「おい! 何でお前らまで来るんだよ!」


 第二王子と公爵令嬢たちの話から察するに、どうやら第二王子が用意したのは何らかの料理みたい。

 そして、ロジーナ様とピオーネ様はそれとは関係なく勝手にやってきたと。


「大体、お前らが来たところで今日は俺とマーガレットの二人分しか用意していないのだぞ」

「二人分って、あの量が一人分? ライジェルならまだしもマーガレットが一人であんなに食べられるわけないでしょ!」

「そうそう。乙女が食べる量じゃないし、どうせビトルも来ていると思って五人で分けられるように器も用意してもらったから!」


 よく見ると、ロジーナ様とピオーネ様の後ろに配膳車で料理を運ぶメイドがいる。

 これが、第二王子が取り寄せた料理なのかな?


「冷めない内に食べよ食べよ」

「メイドさん、早速皆に配って」

「かしこまりました」

「おい、勝手に場を進めるな!」


 公爵令嬢のロジーナとピオーネの二人に言われ、メイドが料理を配膳車ごと部屋の中に運び入れる。

 やや大き目のボウル状の器4つの状態で、二種類のスープが二人前だと思われる。

 そして、スープの中には麺が入っているみたいだけど、これって一体どんな料理なんだろう?


 うーん、公爵令嬢の二人には乙女が食べる量ではないと言っていたけれど、正直二年前の太っていた頃の私ならペロっと食べちゃうかも。

 い、今はそんな事しませんよ!

 ええ、この量なら器1つに付き2,3人分に分けた方がいいと今なら私もそう判断する。


「では、醤油味の方から皆様に御配り致します」


 メイドが料理を小さな器に取り分けて、この場にいる5人、第一王子、第二王子、公爵令嬢のロジーナ様にピオーネ様、そして私マーガレットに配り始める。


「あの、ライジェル様。この料理は?」

「何だ、知らないのかマーガレット。よしよし、それでこそ俺が取り寄せた甲斐があったというもの。今度は俺がマーガレットに新料理を紹介する番だと思ってな」


 そして、第二王子は満足げにこう答える。


「これは、最近王都で流行っている『醤油ラーメン』と『味噌ラーメン』という料理だ」


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