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3-9:ワカニャに報告

 王城から自分の部屋に戻った私は、ワカニャに今日の事を報告する事となった。


「マーガレット、どうだった?」

「胡麻ドレッシング、第二王子に使ってもらえなかったー」

「おー、よしよし」


 ネコのぬいぐるみに入ったワカニャを抱きしめて泣きつく私。

 そんな私をワカニャは慰めてくれた。


「マーガレットは頑張った、頑張った」

「そうかなあ?」

「第二王子のところに料理を持って行ったんだもん、頑張ったよ。でも、いきなりサラダは早過ぎたんじゃない? マーガレットだって最初野菜苦手だったじゃん」


 ううッ。

 確かに、それを言われると……。


「だから、急がずにもっとゆっくりと事を進めれば大丈夫、大丈夫」


 大丈夫って……。

 ワカニャにはそう言われたけれど、うーん。


「お城に入れただけでも凄い事だと思うんだけど、他に誰かと会ったりした?」

「第一王子。それと、王子の従妹に当たる公爵令嬢たちにも」

「凄いじゃん。お話とかしたの?」

「うん。少しは仲良くなれたかも。第一王子には何時でも遊びに来なさいって言われちゃったし、公爵令嬢の姉妹たちも何か協力的だった」


 そっか。

 第一王子の言葉を真に受ければ王城には何時でも出入りできるんだ。

 それなら、諦めずに王城に通い続ければ第二王子とも少しは仲良くなれるかも。


「私、頑張る」

「うん。その意気だよ、マーガレット」


 とは言ったものの、どうしよう?

 何を頑張ればいいのか、思い浮かばない。


「ワカニャ。それで、次はどうすればいいと思う?」

「やっぱり、食べ物じゃない?」

「えっ? でもそれは今日ダメだったし」

「さっきも言ったけど、いきなり野菜は早過ぎただけ。食べ物で王城に会いに行くまでは進められたのだから、その路線は間違いじゃないって」


 なるほどー。


「何の料理がいいかな?」

「定番だけど肉じゃない?」


 お肉かー。

 私もお肉大好きだし、というか肉が嫌いな人っているの?


 よーし、次は肉料理で挑戦してみよう。

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