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婚約破棄された伯爵令嬢が、王女の侍女になって王宮の食事改革を始めました  作者: 絵宮 芳緒
第四章 広がる評判

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第一話 社交界の噂

王宮の噂というものは、広がるのが早い。


特にそれが王族に関する話であれば、なおさらだった。


「第二王女殿下の体調が良くなっているそうよ」


王都の貴族街にあるサロンでは、そんな話題が囁かれていた。


「最近は食事も召し上がっているとか」


「ええ、聞いたわ」


「どうやら新しく来た侍女の料理らしいの」


その言葉に、一人の令嬢がゆっくりと顔を上げた。


赤い髪。

琥珀色の瞳。


イザベラ・フォン・ダグラス。


侯爵家の令嬢だった。


「……侍女の料理?」


彼女は優雅に紅茶のカップを持ち上げる。


「王宮というのは、面白いところですわね」


微笑みながら言う。


だが、その瞳にはわずかな興味の色が浮かんでいた。


「侍女が王女殿下の体調を変えるなんて」


カップをそっとソーサーへ戻す。


「少し――会ってみたくなりますわね」

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