表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ライラック  作者:


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
4/9

拒絶


「なんだよ、アイリン来てたのかよ」

ハルバートの次はギルバートが部屋に入ってきた。


その瞬間、


ぶわっと嫌な汗と体が震え始めた。

呼吸も浅くなり、苦しくなった。


「ハッ....ヒゥッ....ハッ....」

胸元に手を当てしゃがみ込む。

涙がこぼれる。


「おいっ....!?」

ギルバートの驚く声が聞こえると共に、ライラが叫ぶ。

「ギルバート兄様出て!」

そう叫ばれたギルバートは驚いて部屋を出ていく。

ハルバートは私の視界からギルバートを見えないようにしてくれて、私を安心させるかのように背中をさすってくれた。



「ラ、イラごめん...やっちゃった....」

ギルバートが出ていってしばらくして落ち着いた。

ギルバートに酷いことをしてしまった。


「仕方ないことよ...でもどうしてハルバート兄様は平気なのかしら?」

何故...だろう。私にも分からない。


「ギルバートに手紙を書かせて」

謝らないと...

そう思って直ぐにライラから便箋を1枚貰いギルバートに謝罪の手紙を書いて、ギルバートに届けてもらった。

その手紙の返事はすぐ来た。


"お前が大丈夫ならいい"


その一言だけだった。

でもその一言だけで私は決めた。


「....私.....克服したい....」

ギルバートに手紙を書いた。

___それは、私が男性を見ても震えたりしないように克服の練習をお願いする手紙だ__


すぐに承諾の返事が来た。


それからしばらくの間アイバン伯爵家でお世話になることになった。

そしてギルバートと男性恐怖症の克服を始めることになった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ