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第四話 焦る胸の高鳴り

こちらも少し修正させていただきました!

4話

カーテン越しでも分かるくらいに眩しい太陽の光で目が覚めた。

来てしまった…昨日よりも体が重い。眠りが浅かったのか少し頭痛がする。

自分が何をしてしまったのかわからない恐怖だけが胸に残っていた。

いつものように支度をしてみるが気持ちは重くなっていく。準備を少しゆっくりにしてみるが行かないといけないという事実だけはどうすることもできない。

扉を開けると朝から街の賑やかな声が聞こえてくる。いつもはなんとも思わないのだが、今日だけは煩いと思ってしまう。「いってきます…」と暗い声で家を出る。

どうにかして昨日のことを思い出し、なんとか和解できる方法を考えようと思った。そして一つ手がかりが残っていると気が付いた。

粉々になっていた机だ。あの机が片付けられていなければきっと何か分かるはずだ。そうとなれば早く教室に向かうしかない。そう思い足取りが一気に軽くなった。

教室についた。どう見られるか分からない。しかし今できることをしなければ解決できない、勢いよく扉を開けた。その瞬間思わず目を閉じてしまった。やはり怖いという気持ちはそう簡単になくならない。しかし、数秒経っても何も聞こえず恐る恐る目を開けてみた。私は声が出なかった。そう誰もいなかったのだ。まさかみんなが来れなくなるようなことをしてしまったのか?冷や汗が止まらない。とりあえずまだ机は残っている。手がかりを見つけるのが先だ。教室に足を踏み入れると、「コツ…コツ…」と私のローファーの音だけが響く。

なんとも言えない緊張感が走る。無事に机の前まで来れたが、問題が一つ発生した。探知系の魔法がまだ私は使えない。どう調べるんだ?不安や恐怖心で肝心なことを忘れていた。私がこの状況になってしまった最大の原因。私は魔法が使えないのだ。当たり前だ。碌に練習もしておらず、知識もないのだ。

自分の無力さに打ちのめされ、教室をあとにした。気持ちを落ち着かせるため風に当たろうと思った。


下を向いて歩いているとふと花壇が目に入ってきた。心地良い風に吹かれて揺れる花。規則的に並んでおり、配色のセンスも見ていて心が落ち着くような色になっており、育てている人の性格がよく分かる。

「きれい…」と思わず声を漏らす。

「きれいな花でしょ?私が育ててるんですよ?」と後ろから声が掛けられた。驚いて後ろを振り返ると、綺麗に結われた緩い三つ編みに、新緑のように輝いており、優しさや穏やかさを感じさせるエメラルドの瞳をしている女の子がいた。

「そうなんですか。」と思わず冷たく返してしまった。

「もしかして新入生?早いんですね?今日は新入生は歓迎会があるから特別校時で登校時間が3時間遅いいんですが…?」

と不思議そうな顔で私を見つめた。

「は…?」なんと私は思い違いをしていたのだ。

みんなが来ていないのではなく、私が早すぎたのか。確かに昨日教師が何か長々と話していたなと思い出した。

まともに話を聞いていなかったから余計自分を不安にさせてしまったんだなと安堵した。

まだみんなが来るまで時間がある。そうと分かれば魔法の練習をしてみようと思い付き、図書館に行くことにした。少しでも自分の失態を取り返すため。そして、自分を少しでも守れるようにするため。

「ありがとうございました。」とだけ言い残し急いで図書室に向かった。


図書室の扉を開けると思いがけない人物に出会った。「れいな…?」

「ちゃ〜んと来たのね?思ってたより早かったけどね。遅刻魔さん?」と昨日と変わらない態度でれいなは皮肉っぽく笑ってみせた。


今回は展開が早い気がしますかね?これからもっと面白くしていけるように頑張ります!

キャラの出し方をもっと工夫していきたいなと思いますね、、、

次に登場させるときには「あの時のキャラだ!」と思える書き方をしていきたいですね!

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