ガンヒルドの降臨
DYNAMITE SAGA by Souji Yamato
サガたちが、ロマーヌの館で暮らし始め、翌日の午前10時を迎えました。
それで、現在は、大広間で『性教育の会』が、開かれています。
また、主催者かつ講師は、聖騎士アリス(百合疑惑の処女)で、性教育モデルは、剣舞士サガ(娼婦だけど処女)が務めていました。
しかも、サガは、裸足全裸の大股開きのままで、恥じらいながら身を任せていて、一方では、アリスが、男性生殖器の実物大模型を、熱心に操作しています。
「あっ、アリスちゃん、もうやめて‥‥」
「良いではないか!」
サガが、本気で恥じらうほどに、アリスは、何かと興奮気味です。
おまけに、その様子を、本当の間近から、童貞たち(戦士カルロ、野戦士ルイ、魔道士ハインツ)と、聖霊で執事のエドウィン(経験済み男性)が、きわめて真面目な眼差しで見詰めていました。
こうして、しばらくしていると、突然の異変が訪れます。なんと、女神が降臨しました。咄嗟に、聖霊エドウィンと聖騎士アリスが、ひざまずきます。
その女神とは、軍神ガンヒルドです。軍神は、冥界の神プロトスミスと地獄の女神ミステリカの娘で、武道の女神フローラのライバルで盟友です。
軍事の女神ガンヒルドが、話し始めます。
「跪かずともよい、性教育も続ければよい。此度、我は、武神フローラからの要請で来訪したのだ。早速だが、サガなる娘よ、我を、スマートシステムとやらで、フレンド登録してくれないか?」
「はっ、はい!」
サガは、全裸のままで慌てながらも、どうにか、システムを操作して、軍神ガンヒルドを『フレンド登録』しました。
程なくして、軍神の表情が、和やかになります。
「ふむ、我の能力は、いわゆる奇跡だったが、全て『スキル』とやらに昇華された。礼を言う。そこで、お前たちには、真正スキル『永遠の生命』を与えてやる。いづれ、条件を満たせば、覚醒できるだろう」
「光栄です!」
そう返事した、裸女サガに対して、ガンヒルドは笑顔を向けます。
やがて、軍神ガンヒルドは、無数のウィンドウを開いて、幾つかの確認を済ませてから、神界へと帰還しました。
余談ですが、軍神の父『プロトスミス』は、鍛冶の神でもあります。かつて、プロトスミスが、剣を発明したとき、世界に理不尽な死が蔓延してしまいました。その後悔から、プロトスミスは、冥界の神の座を引き受けました。
また、軍神の母『ミステリカ』は、秘密の女神です。彼の女神は、犯罪という秘密から、世界を守るため、地獄の神を兼任していると言われています。
尚、武神フローラは、性教育の会を嫌悪して、降臨しませんでした。
何故なら、武神フローラは、処女神です。その反面、軍神ガンヒルドは、従軍娼婦たちの女神でもあり、自身で英雄との子供を孕んだことも数多あります。
ちなみに、聖騎士アリスと聖霊エドウィンは、武神フローラを信仰しています。また、フローラは、精霊出身の女神なので、父母が存在しません。そのため、一説では、父母を必要としなかったので、性的願望が低いと言われています。
ともあれ、サガは、幸運にも、軍神ガンヒルドと『フレンド』になりました。
DYNAMITE SAGA by Souji Yamato




