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爆炎のサガ  作者: 大和奏時
エピローグ

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78/79

ハッピーエンド

DYNAMITE SAGA by Souji Yamato

 西暦せいれき2200ねんがつ15にち(日)レーヌのまちだい教会きょうかい――



 昨日さくじつ、パスカルおんな伯爵はくしゃく(19さい)が、叔父おじボドワン(29才)を、説得せっとくつづけ‥‥本日ほんじつ、めでたく、二人ふたりは、政略せいりゃくまがいの『結婚けっこんしき』をげています。


 なお、このウディノ帝国ていこくでは、庶民しょみん近親きんしんこんは、絶対ぜったい成立せいりつしませんが、皇侯おうこう貴族きぞくによる結婚は、たとじつ親子おやこ同士どうしであっても成立可能(かのう)です。


 さておき、この結婚で、ボドワンは、愛情あいじょうゆえの『至福しふくみ』をかべ、パスカルのほうは、おの才覚さいかくからの『勝気かちきな笑み』を浮かべていました。

 おなじ笑みでも、何処どこかが微妙びみょうちがっています。


 ちなみに、この結婚式には、領外りょうがいの貴族による参列さんれつがありません。何故なぜなら、昨日きのうまったばかりの挙式きょしきだからです。


 ただし、貴族ではありませんが、元気げんきになったサガと、復活ふっかつしたアイが参列しています。それと、カルロ、ルイ、ハインツ、ダントリク商会しょうかいちょうジャンヌや、盗賊とうぞくギルド若頭わかがしら補佐ほさロベールも参列していました。



 ところで、昨日、となりのクレジットワースおう国『ヨルダン男爵だんしゃく領』のゴブリン騒動そうどう首謀しゅぼうしゃが、やっと判明はんめいしました。


 なんと、それは、生前せいぜんのマルタン(ジャンヌの実父じっぷ)です。

 理由りゆうは、交易こうえきひん相場そうばを、操作そうさするためでした。


 まさに、マルタンのは、天罰てんばつだったのですが‥‥とばっちりで、輪姦レイプされて処女バージンうしない『妊娠にんしん出産しゅっさんする羽目はめにまでおちいった』ジャンヌにとっては、たちわる災難さいなん以外いがい何物なにものでもありませんでした。

 ですが、ジャンヌは、乳児にゅうじマルタン(転生てんせい者)をうらむどころか、としてあいしています。当然とうぜん、我が子『乳児カミーユ』(転生者)についても同じです。


 けれども、ジャンヌの子供こどもは、マルタンもカミーユも、意外いがいなほど悪党あくとうなので、さきおもいやられます。



 やがて、結婚式がわり、パスカルが参列者へと、花束はなたばげました。

 その花束を、ったのは、ジャンヌです。


 花束をにして、うれしそうにするジャンヌを、若頭補佐役ロベールがれていました。もちろん、現在げんざい、ジャンヌに、おもびとなどません。



 それで、翌日よくじつ、パスカルとボドワンは、しあわせそうに朝食ちょうしょくっています。

 そもそも、意外とう二人が、誤解ごかいえ、さらには、初夜しょやませて、男女だんじょ関係かんけいになったのです。


 おまけに、ボドワンの遺伝いでんは、パスカルの遺伝子と、健全けんぜんにマッチングするようにえられています。

 もはや、二人で子供をつくっても、まったく、問題もんだいいのです。


 そして、いま、二人は、未来みらいについて、たのしそうにかたり合っています。

 きっと、二人の人生じんせいは、きます。


 こうして、パスカルとボドワンの夫婦ふうふ関係が、幸せに成立しました。



 そのころ、サガたちも、将来しょうらいについて、楽しく語り合っていました。

 剣舞士ソードダンサーサガが、戦士せんしカルロ、野戦士レンジャールイ、魔道まどうハインツにいます。


「わたしたち、これからも、ずっと幸せでいようね!」

「そうだな」「もちろん」「当然です」


 まさに、サガと、3にんの想いは、同じです。

 これからも、かならず、絶対、すえながく、楽しい幸せが続くはずです。



 そうして、ときは、未来へと、てしなくながれて行きます。

DYNAMITE SAGA by Souji Yamato

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