デザバト運営会社
DYNAMITE SAGA by Souji Yamato
ファンタジア世界、PM13:00(東京との時差:+2h)黒駒通り『ロマーヌの館』豪華リビング――
リビングの床には、デザバトのプロジェクタが、設置されていました。
これから、ハイエルフ美女のサガは、デザバト日本大会の応募手続きを行います。そこで、彼女は、胸元から、カードを取り出します。
すると、空中に、マップ情報と『天空と富士の樹海』の景色が映し出されました。また、相手側ハンガーには、第2次大戦時の日本兵士を模した空戦ロボット『ライデン』(全高17メートル)が、スタンバイしています。
サガは、カードを掲げながら、宣言します。
「機体カード、セット!」
宣言すると、サガの精神は、発進ハンガー内にありました。
いまや、彼女は、全裸ながら、恥部だけは『ひかり効果』で彩り隠し、四肢が超機動の航空義肢(ロボット腕脚)という、凄艶メカ娘スタイル(全高180センチ(ハイヒールなどを含む))です。
程無くして、サガことサガ・ストライダーは、艶めかしい下腹部の『純潔紋』を煌めかせながら、通知します。
「サガ・ストライダー、エンター!」
そう通知してから、サガ・ストライダーは、天空へと発進しました。
やがて、サガは、高空飛行する『ライデン』を補足します。そこで、彼女は、右腕搭載のビームカノンを撃ちます。
ところが、ライデンは、たったの1撃で、爆散してしまいました。
なんとも、拍子抜けな結末ですが、これにて、デザバト日本大会の応募が完了しました。致し方ないので、サガは、仮想世界から、ログアウトします。
同日、西暦2200年5月27日(火、大安)東京、PM0:00――
サガは、ホビーサロン隅田本舗に、異世界転移しました。
すると、突然の来訪者がいます。来訪者は、伊達眼鏡スーツ姿の女性です。
いきなり、来訪者は、サガに名乗ります。
「わたくし、デザバト運営会社の応募担当『山里春日』と言います。
――不思議な場所からの応募があったので、連絡先を閲覧しました。
それで、この店に、辿り着いて‥‥って、エルフじゃないですか!
ほんとの本当に、異世界って、あったんだぁーっ♪」
なんだか、ややこしい話に、なって来ています。
仕方なく、サガも、応募担当『山里春日』に名乗ります。
「はじめまして、ハイエルフのサガと言います」
「わあーっ、エルフ耳、触っても良いですか?」
「‥‥どうぞ」
「すごい‥‥本物だあ~♪」
山里春日は、感動の余り、サガを質問責めにします。
「あっ、あの、好きな食べ物は、何ですか? それと‥‥」
「チュッ‥‥チゥパ、クチュ‥‥チゥル♡」
「‥‥」
「はぁ‥‥落ち着いて頂戴」
サガは、めんどくさいと思い、山里春日をフレンチキスで黙らせました。
しかし、春日は、赤面しながら、サガに叫びます。
「好きです、結婚してください!」
「間に合ってます」
サガは、即行、プロポーズを断りました。
すると、春日は、めげずに断言します。
「じゃあ、キスしたからには、友達ですよね!」
「あの‥‥」
春日は、サガを、しっかりと抱き締めました。
さらに、春日が、恥じらいながら、サガに告げます。
「末永く、お付き合いしましょうね♪」
「‥‥はい?」
こうして、春日は、サガと友達になりました。
この様子に、サガの仲間(滝沢源之介や店長の万代竹雄)たちが、おもわず、吹き出し笑いしています。
やがて、デザバト応募担当『山里春日』は、サガの仲間たちとも、あっさりと、打ち解けて行きました。
DYNAMITE SAGA by Souji Yamato




