コンビニ販売
DYNAMITE SAGA by Souji Yamato
西暦世界、26日、AM11:00、ホビーサロン隅田本舗――
ハイエルフのサガ(優香)は、ファンタジア世界の彩香博士と通信中です。
彩香が、しみじみと言います。
『優香ちゃんが、わたしの弟子の竹ちゃんの店で、お世話になるなんてね』
「いえいえ、こちらこそ、エロ方面で、お世話になっております!」
「余計なこと、言わないで!」
通信に割り込んだ竹雄を、サガ(処女)が叱りました。
ともあれ、彩香が、楽しそうに、サガに告げます。
『そうそう、優香ちゃんの「恥じらい母乳」を分析したらね。
‥‥薬効成分を、検出できたの!
で、早速、それを使って、嬉し恥ずかし「スタミナドリンク」を作りました♡
これが、最高の出来栄えだから、東京特許許可局に申請しちゃいました♪』
「あんたは、娘の母乳を、お金にするつもりか!」
「俺、それ、飲みたいです!」
「黙れ、竹雄!」
再び割り込んだ竹雄に、サガが怒りを向けました。
通信ウインドウの向こうでは、彩香が、楽しそうな笑みを浮かべています。
しばらくすると、異世界宅配(彩香のオリジナル・サービス)で、スタミナドリンクが72本も届きました。スタミナドリンクは、1本350ccで、商品名には『アムリタ~優香の恥じらいミルク~』とあります。
そこで、サガ(会長)と、竹雄と源之介(副会長)が試飲しました。
すると、源之介が、感動しながら、竹雄に言います。
「これ、会長の『おっぱい』と、同じ味がする♡」
「効能も‥‥サガさんのと同じだ。あれを、1本300円で再現するなんて!」
『効能と味だけは、優香ちゃんの「おっぱい」と同じにしました♡』
「余計なことしないで!」
通信で割り込んだ彩香に、サガが怒声を浴びせました。
早速、サガは、彩香にクレームを付けます。
「このドリンクは、いますぐ、廃棄処分にして!」
『けど、もう‥‥大量コピー生産して、コンビニとかに置いたわよ』
「えっ!」
『そうね、30分ほどで‥‥2千万本ぐらい、売れてるかな』
「なっ、なんで、そんなに、売れるわけ?」
『世界販売だから♡ わたし、仕事だけは、早いのよ♪』
「そんな‥‥」
愕然とするサガに対して、彩香は、満面の笑みです。
しばらく、サガは、立ち直れそうにありません。
竹雄と源之介は、サガの母乳ドリンク『アムリタ』の2本目を味わいます。それに対して、サガは、打ちひしがれたまま、ひたすら恥じらい赤面です。
竹雄が、彩香博士に問います。
「これ、濃縮しないのですか?」
『濃縮すると、練乳化して飲みづらいわよ』
「そうか‥‥」
『あと、薬効があるから、珈琲ポーションにも向いてない』
「そうですね」
竹雄と彩香は、打ちひしがれるサガを他所に、技術者トークです。
一方、源之介は、サガの胸部を見詰めながら、3本目を飲みはじめています。
こうして、サガの母乳の味が、あからさまにも、世界中に伝わりました。
DYNAMITE SAGA by Souji Yamato




