メンテナンス中です
DYNAMITE SAGA by Souji Yamato
西暦2200年5月24日(土、友引)東京都台東区、浅草剣客隊長『滝沢源之介』の寝室にて――
サガは、少しだけ体調が回復して、システムが復旧モードから、保守モードに切り換わりました。
それに気付いた、生徒会長ロボが、源之介に告げます。
「痴女さんが、貞操シールドを展開しました」
「じゃあ、もう触れないとか?」
「否、対象は、女性生殖器官の内部だけです」
「ホントだ、外部は、触り放題だ。内部は、と‥‥あれ?」
「それは、高度フィルタリングによるものです。
おそらく、男性生殖器官の侵入は、許さないと推測されます」
「生殖してみる」
(触るな、弄るな、アホ、副会長!)
身体を、弄られて、サガは、無言で不機嫌です。それと、副会長こと、源之介の生殖は、シールドに阻止されて、未遂に終わりました。
また、もちろん、彼女は、相変わらず、コア・カーナル(身体が頭部と胴部のみ)での全裸状態です。
程無くして、サガのシステムは、彼女の強化を始めました。
すると、またも、生徒会長ロボが告げます。
「痴女さんが、ネット接続しました」
「痴女だけに、どうせ、アダルトサイトだろ?」
源之介は、サガに寄り添いながら、そう言って、お気楽に決め付けました。
一方、サガのシステムは、ネットを検索して、論文などを閲覧しています。また、そのジャンルは、リビドーと精神、幸福論、社会哲学など多岐に渡ります。
しばらくして、システムの結論は『サガの存在強化のため、リビドーを強化するにあたり、精神バランスのための幸福概念を充実させるために、社会と本人の在り方の基礎として、やさしさと気配りを強化する』という複雑なものです。
早速、システムは、サガの強化に、取り掛かります。
それはそうと、生徒会長ロボが、またもや、源之介に告げます。
「マスター、不衛生な営みは、マナー違反です」
「大丈夫、ただの演習だから、本番じゃないから‥‥♪」
(全然、大丈夫じゃない!)
これまた、サガが、無言で、源之介に激怒しました。
それでも、源之介は‥‥サガを、玩具にするつもりです。
やがて、PM4:00、サガのシステムは、強化プロセスの構築を終えて、結果を、彼女の頭脳と遺伝子に、反映させます。
さておき、源之介は、しこたま上機嫌です。
「なんか、幸せが、どっぷりと、あふれてくる!」
(また‥‥不幸を、ねっとりと、降り掛けられた)
無論、サガの方は、哀しいぐらい不機嫌です。
なにしろ、サガは、源之介によって、玩具にされていました。ただし、彼女の純潔だけは、システムによって、しっかりと保全されています。
もっとも、サガのシステムは、ちゃっかりと、源之介のアダルト行為をメタデータ化して、彼女のリビドー強化にも活用していました。
おかげ様で、サガは、処女にも拘らず、システムに見放されたかのように、もはや、源之介のポルノ玩具と化しています。
おまけに、サガ自身が、源之介の『江戸前優香(サガの前世)への想い』を知ってしまっているので、不愉快に思いつつも、お人好しにも彼を気づかって、恥じらいながらも、無言で身を任せてしまっていました。
ともあれ、サガのシステムは、彼女の強化を、見事、成功させました。
DYNAMITE SAGA by Souji Yamato




