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爆炎のサガ  作者: 大和奏時
欲望と闘争の街

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あぶない依頼

DYNAMITE SAGA by Souji Yamato

 予定《よてい》通《どお》り、純潔《バージン》乙女《メイデン》のサガ(ハイエルフ)は、冒険《ぼうけん》者《しゃ》となりました。



 ただし、本人《ほんにん》は、副職能《サブクラス》の『剣舞士《ソードダンサー》』を気《き》取《ど》っていますが、身分証《みぶんしょう》『冒険者カード』には、あくまで、職業《しょくぎょう》『娼婦《しょうふ》(主職能《メインクラス》)』のみが記載《きさい》されています。

 それもあってか、サガが、冒険者パーティーに入《はい》ろうとしても‥‥


「仲間《なかま》にしてくれないかな?」

「うちには、エロ関係《かんけい》は、要《い》らないから!」


 まともなパーティーからは、秒《びょう》で断《ことわ》られてしまいます。

 おまけに、サガの格好《かっこう》は、セクシーすぎる『踊《おど》り子《こ》の半裸《はんら》衣装《いしょう》』です。この衣装は、戦闘《せんとう》加護《かご》が消《き》えないように、仕方《しかた》なく着《き》ていました。なぜなら、戦闘加護には、主《しゅ》職能《しょくのう》(サガの場合《ばあい》は娼婦)に、見《み》合《あ》った装備《そうび》が求《もと》められるためです。



 なので、彼女《かのじょ》は、たとえ危険《きけん》でも、ソロでの活動《かつどう》を余儀《よぎ》なくされていました。

 ですが、サガは、強引《ごういん》に依頼《クエスト》を受注《じゅちゅう》します。


「畑《はたけ》を荒《あ》らすコボルドの退治《たいじ》。典型《てんけい》的《てき》な、初心《しょしん》者《しゃ》クエストだ‥‥」


 早速《さっそく》、彼女は、現場《げんば》へと向《む》かいました。ところが、その行程《こうてい》では、雑魚《ざこ》とは言《い》え‥‥やたらと、モンスターが襲《おそ》って来《き》ます。

 どうやら、磨《みが》き抜《ぬ》かれた『サガの官能的《センシュアル》ボディー』からの色香《いろか》が、モンスターどもを発情《はつじょう》させている上《うえ》に、引《ひ》き寄《よ》せていました。しかも‥‥


「わんわん♡」「わおーん♡」「わわわん♡」

「もう、嫌《いや》‥‥だけど、ワンちゃんたち、わたしに懐《なつ》いてて、可《か》愛《わい》いかも‥‥」


 野良《のら》犬《いぬ》の群《む》れまでもが、サガを交尾《こうび》対象《たいしょう》と見《み》なしていました。

 もはや、笑《わら》うしかない、みっともない事態《じたい》です。



 それでも、如何《どう》にか無事《ぶじ》に、現場の農家《のうか》に辿《たど》り着《つ》きましたが、今度《こんど》は、農家のオジさんが、サガの半裸《セミヌード》を見ながら、照《て》れまくっています。


「‥‥」

「ごめんなさい」


 サガの口《くち》から、素直《すなお》な謝罪《しゃざい》の言葉《ことば》が、漏《も》れ出《だ》しました。

 ともあれ、サガは、近《ちか》くにある『コボルドの巣穴《すあな》』を、殲滅《せんめつ》する事《こと》にします。



 斯《か》くして、サガが、巣穴に近づくと、発情したコボルド5匹《ひき》が、飛《と》び出《だ》して来ました。また、コボルドとは、二足《にそく》歩行《ほこう》する犬のようなモンスターです。

 彼女は、これを、双剣《そうけん》で迎撃《げいげき》します。あっという間《ま》に、コボルド2匹を、斬《き》り捨《す》てました。ですが、突然《とつぜん》、残《のこ》りコボルドどもが、慌《あわ》てるように逃《に》げ出します。


「逃がさな‥‥いっ、しまった!」


 咄嗟《とっさ》に、サガは、コボルドどもを追撃《ついげき》し、内《うち》2匹を撃破《げきは》しましたが‥‥理不尽《りふじん》にも、周《まわ》りを、ゴブリンの群れに、取《と》り囲《かこ》まれていました。しかも、ゴブリンとは、集団《しゅうだん》戦《せん》を得意《とくい》とする『低《てい》身長《しんちょう》の醜悪《しゅうあく》な鬼《おに》』です。


(冷静《れいせい》に、対処《たいしょ》すれば‥‥勝《か》てない相手《あいて》じゃない)


 サガは、落《お》ち着いて応戦《おうせん》しますが、逃げるべきでした。

 ゴブリンどもは、次々(つぎつぎ)と現《あらわ》れ‥‥気《き》付《づ》けば、大群《たいぐん》と化《か》していました。



 こうして、戦況《せんきょう》は、ゴブリンどもの圧倒《あっとう》的《てき》優勢《ゆうせい》となり、やがて、サガは、地面《じめん》に引《ひ》き倒《たお》されて、何匹《なんびき》ものゴブリンに、手足《てあし》を押《お》さえ付《つ》けられてしまいます。


「ちくしょう!」

「ギヒ、ギヒヒ‥‥」


 質《たち》の悪《わる》いことに、すべてのゴブリンどもが、発情していました。このままでは、何《なに》をされるかも、一目《いちもく》瞭然《りょうぜん》です。

 その上で、ゴブリンどもは、サガを嘲《あざ》笑《わら》うかのように、奇声《きせい》を上《あ》げます。


「ギギ、ゲハハッ!」

「やめろ、触《さわ》るな!」


 程《ほど》無《な》くして、サガは、全《ぜん》装備を奪《うば》われました。すると、彼女の裸身《らしん》に、ゴブリンのリーダーが、圧《の》し掛《か》かりながら、欲《ほ》しいままに抱《だ》き付《つ》きます。


「ゲヒヒ、グフッ♡」

「ぐっ、汚《きたな》いものを、ひゃあ、押し当《あ》てるな!」


 無論《むろん》、サガは、死《し》に物《もの》狂《ぐる》いで抵抗《ていこう》しますが、もはや、悔《くや》しさから、汗《あせ》だくで悶《もだ》えるばかりで、彼女の裸体《らたい》は、ゴブリンのリーダーに弄《まさぐ》られ、他《ほか》のゴブリンからも弄《いじく》りまわされ、寄って集《たか》って弄《もてあそ》ばれています。


 このままでは、今《いま》にも、サガの処女《しょじょ》が、ゴブリンのリーダーによって、汚《きたな》らしく奪われて‥‥ややもすれば、サガは、妊娠《にんしん》します。



<ヒュン!>



 突如《とつじょ》として、ゴブリンのリーダーを、一本《いっぽん》の矢《や》が射《い》貫《ぬ》きます。

 続《つづ》いて、男《おとこ》の声《こえ》らしきによる魔法《まほう》詠唱《えいしょう》が、しばし聞《き》こえて‥‥


「スリープ!」


 その言葉により、ゴブリンどもや、サガさえもが、一瞬《いっしゅん》にして眠《ねむ》りに落《お》ちました。すぐさま、意識《いしき》を失《うしな》ったサガの許《もと》に、3人《にん》の男たちが駆《か》け寄ります。

 そのとき、サガの美《うつく》しい生裸《なまはだか》は、艶《なま》めかしい汗にまみれ、芳《かぐわ》しい色香を漂《ただ》よわせていました。



 目下《もっか》、男たちは、眠っているサガの『あられもない裸体』に見《み》惚《と》れています。

DYNAMITE SAGA by Souji Yamato

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