はじめての仕事
DYNAMITE SAGA by Souji Yamato
社会身分(主職能)を、娼婦に堕とされながらも、元王女のサガ(ハイエルフ)は、隣国の街で、強く生きることにしました。
そこで、サガは、職場として、屋内闘技場を選びます。なんと、彼女は、いわゆる『負ければ全裸にされる』女子レスラーになりました。
つまり、彼女は、娼婦の副職能として、レスラーを選択しています。
「それにしても、レスリング衣装って、水着とスッポンポンの中間なんだ」
おまけに、女子レスリング衣装は、興行上の都合で、食い込み、胸ポチ、汗透け、ぽろりハラリの類が、あざとらしく、すべてを網羅していました。
とは言っても、脱げたりする頻度は、あくまで、試合が盛り上がる程度で、意外なことに、細心の注意が払われて、デザインされています。
ともあれ、通常、娼婦は、中級ランクになるまで、副職能としてレスラーを選べません。しかし、サガは、西暦世界から記憶を持ったまま転生した時に、獲得した才能『万能』の効果で、選択できました。
こうして、サガが、女子レスラーを始めて、五日後のことです。相変わらず、彼女は、官能的ボディーから、無駄に色香を撒き散らし、絶叫します。
「いまだ負けなしで、10連勝達成ぃーっ!」
驚くべき事に、彼女は、一度たりとも、全裸にされること無く、全勝しました。しかも、これらの勝利で、レスラーのランクが上級に上がっています。
当然ですが、この異常な成長スピードも、才能『万能』の効果です。
そのうえ、サガは、初試合の時には、中級レスラーに昇格していました。加えて、彼女は、最初の就業説明だけで、ランクが上昇しています。
これも、才能『万能』の効果と、前世でのプロレスごっこ等の成果です。
――今宵も、何処かで、負けた女子レスラーが、儚げに喘いでいます。
何故なら、敗北した女子レスラーは、公開全裸だけで無く、次の試合までは、娼婦として働く慣わしだからです。
ところが、サガは、この危ない仕事を、30連勝まで続けました。それによって、副職能が上昇し、主職能も向上して、娼婦ランクが中級になりました。
それで、今まさに、サガが、中級娼婦であることを恥じらい、赤面しながらも、凄艶ボディーを震わせています。
「なんか、やばい汗が出そう。それに、未体験の技巧『騎乗位奉仕』のランクまで、中級なんて‥‥はしたないし、恥ずかしすぎる!」
おもわず、サガは、そう嘆きました。
それも、性交経験なしの処女のままで、中級娼婦になっています。ですが、主職能の向上により、彼女は、副職能として、剣闘士を選べるようになりました。
尚、剣闘士は、試合で死亡する事があります。けれども、女性剣闘士は、冒険者より、安全な稼業だと言われています。
しかし、敗北すれば、売春の客引きとして全裸を公開され、次の試合まで、娼婦として働かされることは、女子レスラーと同様です。
――今夜も、人知れず、彼方此方で、女性敗者が、悲しく悶えています。
ましてや、女子レスラーも、女性剣闘士も、敗北しての娼婦としての稼ぎが標準金額よりも少ないと、不足分の10倍が罰金として徴収されてしまいます。
しかも、罰金を払えないと、性的奴隷として売られる危険までもがあります。
それでも、サガは、剣闘士として、処女のまま30連勝を達成しました。
さらに、この経験で、必要スキルが揃ったことで、副職能として『剣舞士』が選べるようになります。
「わたしが、淫乱なわけ無いのに、わたしのステータスが‥‥」
恥ずかしながら、サガの娼婦ランクが、上級に昇格してしまいました。
結果として、処女にも拘らず、能力的には、淫らな技巧が満開です。
今後、サガは、冒険者として、特級娼婦‥‥もとい『剣姫』を目指します。
DYNAMITE SAGA by Souji Yamato




