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爆炎のサガ  作者: 大和奏時
爆炎のスーパーヒーロー

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27/79

劇場の白馬通り

DYNAMITE SAGA by Souji Yamato

 西暦せいれき2200ねんがつ11にちにち白馬はくばどおりのカフェテラスにて――



 うらわかきハイエルフ美女びじょのサガは、サル魔人まじんほろぼしたので、ジラルド王子おうじとのわせを再開さいかいしました。

 早速さっそく、ジラルドは、サガを賞賛しょうさんします。


先程さきほどたたかい、密偵みっていに、様子ようす中継ちゅうけいさせていた。

 ‥‥じつに、らしい活躍かつやくだった。

 それと、いたみにえて、よくがんった‥‥感動かんどうした!」


「どこかでいたような、名言めいげんを、ありがとう!」


 サガは、慇懃いんぎん無礼ぶれいに、言葉ことばかえしました。

 ジラルドは、調子ちょうしりながら、こうもいます。


「それから、サガくんの活躍は、みんなで拝見はいけんしていた。

 ‥‥酒場さかばのポルノダンスよりも、生々(なまなま)しくて素晴らしかった。

 しかも、だい迫力はくりょくのエロスで、みんなの元気げんきたかぶっていた。

 感謝かんしゃを、べさせてもらうよ!」


 ジラルドの言葉で、あたりのきゃくたちが、好色じょうしょく表情ひょうじょううなずいています。

 そのため、サガは、殺気さっきめてげます。


「だったら、裸足はだし全裸ぜんらで、オナニーしながら、ポールダンスしてあげる!」

「やっ、やめなよ、殺気だって無茶むちゃ言うの!」


 あわてて、ルイが、サガをいさめました。

 そこで、ジラルドが、わざとらしくねんします。


「わかった、約束やくそくだからな!」


 念押しの途端とたん、サガの殺気が、こおき‥‥粉々(こなごな)くだりました。

 そのため、ってわり、サガは、になってずかしがっています。他方たほうでは、あたりの客たちが、ひとみかがやかせながら、期待きたいをしていました。



 で、なんやかんやで、サガは、有言ゆうげん実行じっこうさせられて‥‥公約こうやくポールダンスののちすう十分じっぷん経過けいかして、彼女かのじょは、どうにか、恥じらいがやわらぎました。それから、サガは、とっくに、カジュアルドレスを、けています。

 ふと、ルイが、疑問ぎもんくちにします。


「ところで『爆滅ばくめつ』ってなに?」

万能ばんのう属性ぞくせい即死そくしけい爆炎ばくえん攻撃こうげき発動はつどうキーワードよ」


むずしそうな名前なまえだね」

ひらたく言うと、メギドフレアのこと」


「あれって、さばきのほのおなんだ?」

「そう‥‥」


 サガは、自慢じまんにしながら、紅茶こうちゃを口にしました。

 それと、ルイが、付けくわえます。


「そう言えば、処女しょじょあかし純潔じゅんけつもん』のけん?」

「あっ‥‥ジラルド! 純潔紋なんて、いてかったわよ!」


「あれは、彩香あやか博士はかせ指定していによるものだ」

「ううっ、あれって、淫紋いんもんっぽいから、やめてしい‥‥」


 ジラルドのこたえで、サガは、恥ずかしそうにうめいています。

 一方いっぽうで、ジラルドは、満足まんぞくそうで、ルイは、たのしそうにしています。



 あいわらず、いい天気てんきです。

 やがて、ジラルド王子は、好奇こうきしんからの質問しつもんを、サガにします。


「それにしても、メギドフレアが使つかえるなど?」

「あれは、わたしの才能ギフト『万能』(オールマイティー)によるものなの」


「それなら、納得なっとくできる」

「サガって、すごいんだね!」


 ルイにほめめられて、サガは、うれしそうにしています。

 ところが、とおりの様子が、さわがしくなります。今度こんどは、西にし方角ほうがくです。


「もしかして、また、魔人の襲撃しゅうげきかも?」

「かもね‥‥娼婦ポルノ技巧スキル『ハイヒール疾走しっそう』発動!」


 ルイの発言はつげんけて、サガは、せきはずしてから、西へと疾走します。

 一方、ジラルド王子は、密偵と連絡れんらくっています。



 もしかすると‥‥またもや、よこしまなる魔人フィーンド襲来しゅうらいです。

DYNAMITE SAGA by Souji Yamato

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