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爆炎のサガ  作者: 大和奏時
爆炎のスーパーヒーロー

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白馬のカフェテラス

DYNAMITE SAGA by Souji Yamato

 西暦せいれき2200ねんがつ11にちにち白馬はくばどおりのカフェテラスでは――



 うらわかきハイエルフ美女びじょのサガは、めずらしくも、カジュアルドレス姿すがたで、ジラルド王子おうじわせです。ここには、仲間なかまのルイ(男性だんせい)も同席どうせきしています。

 ふと、ジラルドは、甘美かんびなるみを、おおげさにかべて、サガにいます。


「ルイくんていなければ、逢引デート雰囲気ふんいきかもして、きみからえたのに」

「だから、ぼくも、同席させられたとおもう‥‥やると、わかってるからね♪」


 ルイが、そうると、サガは、うなずきながら、ぼやきます。


「そうそう、本気ほんきだか冗談じょうだんだかの狭間はざまで、なまごろしにされるのかってるから」

「ははは、そうだね!」


 ジラルドは、快活かいかつそうにわらいました。

 そのあと真面目まじめな雰囲気で、これまた、わざとらしくかたります。


先日せんじつ魔人フィーンドけん

 ‥‥密偵みっていによる、記録きろく映像えいぞうたけど、サガ君、なかなか、艶美セクシーだったよ。

 きっと、美術アートデザイナーが、優秀ゆうしゅうなんだね!

 まあ、冗談は、かくとして‥‥都合つごうは、もみしておいた」


「おつかれさま!」


 サガは、ぶっきらぼうに、そうこたえました。

 それからは、それぞれで、紅茶こうちゃ堪能たんのうしています。



 それはそうと、今日きょうは、やさしいしのさわやか天気てんきです。

 しばらくして、サガがり出します。


「ところで、なんで、魔人まじん出現しゅつげんしたんだろう?」

「魔人をんで、いてみるとか?」


「そんなはなし縁起えんぎでもない!」

「このまま、話をつづければ、るやもれない。君は、悪運あくうんつよそうだから」


 そう言って、ジラルドは、紅茶をくちにしました。

 すると、サガは、周囲しゅういわたしながら、つぶやきます。


残念ざんえん‥‥ないのね」

本気ほんきにしたのか?」


 ジラルドは、サガに、かるあきれています。

 そうして、ふたたび、それぞれで、紅茶を堪能します。



 ほどくすると、ジラルド王子は、サガのゆたかなバストをめ、悪戯いたずらな笑みを浮かべつつも、サガにあまささやくようにげます。


「ところで、君の裸体らたいを、スケベにもてあそびながら、隅々(すみずみ)まで採寸さいすんしたい♡」

「いいわよ」


「ん‥‥いのか?」

しんじてるから、性交セックス未満みまんは、すべてゆるしてあげる」


「しかし、君の言葉ことばには、母性ぼせいてきあたたかみがある。出産しゅっさん経験けいけんがあるとか?」

「わたし、処女しょじょだし、ジラルドが子供こどもなだけ!」


 サガは、ジラルドの言葉を一蹴いっしゅうしました。

 ところが、ルイが、あわてはじめます。


「ねえ、通りのこうが、さわがしいけど‥‥いや予感よかんがする!」

「そういう予感は、てしてたるものだよ!」


 ジラルドも、けわしいまなしで、そう言います。

 それから、サガが、せきはずそうとします。


「ちょっと、てくる!」

けて!」


 ルイが、心配しんぱいそうに、言いました。また、ジラルドは、真剣しんけん表情ひょうじょうです。

 すぐさま、サガは、騒ぎの方向ほうこうへと、け出しました。



 くして、嫌な予感は、現実げんじつとなり‥‥またたもなく、悪夢あくむのように、断末だんまつ悲鳴ひめいがりました。

DYNAMITE SAGA by Souji Yamato

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