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第50話 エルシアとレアのカラオケを聴いて

第50話 エルシアとレアのカラオケを聴いて


蒼魔視点

あの後エルシアがレアを呼び出し、俺、レア、エルシア、たかし、香織、俊彦、俊彦の彼女の真優香の7人でカラオケに行くことになった。

たかし達は間近で見るレアとエルシアの美貌にくらくらしていたけどな。 

レアは基本俺以外には素っ気ないが、たかし曰くクールがいいとのこと。

お、レアもまんざらではない?

まあ、レアはクーデレデレだからこんなもんだろ。

エルシアは香織と真優香たちとメイクやファッショントークで盛り上がっている。

今日のエルシアは小悪魔ギャルをコンセプトにしたメイクだからか、ナチュラル派の二人にはいい刺激になっている様子。

まあ、俺らはカラオケで熱唱する感じじゃないしな。

だいたい何か食べながらだべることが多い。

で、気が向いたら歌うって感じかな。

まあ、今日はレアが「唱」で全部持ってったからなぁ。

上手いのは知っていたけどあの人の癖まで模倣するとか。

エルシアも負けじと「炎」熱唱していたし。

あの後に歌うのは気が引けるわな。

二人ともレベル高すぎるくらい高かったし。

まあたかしはいい意味で空気読まないから帰って来たヨッパライを歌っていた。

それを聞いてエルシア腹抱えて笑っていた。

なにこれ、なにこの歌詞!?ってゲラゲラと。

レアも笑いを必死にこらえていたな。

その後俺がふざけて歌った金◯先生調の「俺ら東京さ行ぐだ」で完全に崩壊していたけど。

もちろん全員な。

それもあってか、俺たちの部屋の中はいい雰囲気になっている。

レアは外では寡黙だからこれはこれで結構珍しい。

俊彦が気を利かせてレアに声をかけて、世間話程度の会話はしてくれている。

レアもだんまりするのは俺にも迷惑がかかると思っているのか、俊彦に返している。

まあ、俺は一歩引いてレアとエルシアを見ているんだけどな。


香織視点

今日、初めて蒼魔の彼女たちに会った。

で、思った。

勝てないって。

想いの深さも、愛の大きさも。

エルシアさんとレアさんに聞いたけど、二人とも既に結ばれているんだって。

しかも一緒にヤることもあるとか。

無理無理無理!!

真優香も真っ赤だよ!!

ヤってるところを見られるのって恥ずかしいじゃない!って言ったんだけど、エルシアさんは、

「それがいいんじゃない。あーしでダーリンが気持ちよくなっているのを、見せつけられるし」

だって。

勝てませんわ。

はい。

レアさんも似たようなこと言っていたしね。

主殿に愛されているのを見せつけるって。

…どんだけ蒼魔のこと好きなのよ。

てなわけで、私、白旗上げました。

勝てない勝負はしないのよ。私は。

もう少し聞いてみると週一で蒼魔に全員愛してもらうこともあるんだって。

…蒼魔、あんたすごいわね。

はあ、惚れた弱みとはよく言ったもの。

諦めようという頭と諦めるなという心。

こりゃしばらく葛藤しそうだわ。


レア視点

皆の前で熱唱するとはなんと気持ち良きことが。

覚えたばかりの「唱」を歌ってみたが脳内麻薬がドバドバ出たわ。

戦いの時に強敵と切り結ぶときとは異なる快感だな。

マイクで我の声が増幅されるのもいい。

これはたまに来ることになりそうだな。

もしかしたら我一人でも来るかも?

しかし、採点が88点とは解せぬ。

音も外してないし、ビブラートも問題無し。

なのにこの点数とは。

解せぬ。

たかし殿の帰って来たヨッパライと同じというのも納得がいかん!!

あんなふざけた歌詞なのに同じ点数とは。

あとで知ったのだが下手にビブラートを効かせたりすると減点になるとのこと。

ふむ。

気持ちよく歌うか、点を取りに行くか、ということか。

まあ、我は間違いなく前者だな。

気持ちよく歌ってスッキリしたいという思いが強い。

今回はカラオケに誘ってくれたエルシアに感謝だな。


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