7話 アイテム
神殿でのアイテムの正体が明らかに。
"津波"に会って数日。
神殿で手に入れたアイテムの鑑定結果を待っていた。
宝箱から手に入れたアイテムは鑑定を行わないと、どんなアイテムかも分からないため、無価値のまま。
もちろん、鑑定料は必要で、判明したアイテムを購入額する際の5%が鑑定料になる。
高レベルのダンジョンから手に入れたアイテムのため、多少の金額ではすまないだろう。
俺は装備を整えたばかりで、残りの所持金は300P。これだけでは心もとない。
森林地帯で狩りするか。
今のレベルなら楽に戦闘できるだろ。
ちなみに、津波に会った日は、海に入りっぱなしだったから、現在はLv12。
森林地帯のモンスターの平均Lv4。
当然、圧勝でした。
今日1日で稼いだ金は1230P。
森林地帯の深部まで入って行ったが、手っ取り早く稼ぐなら、エリスと組むべきか。
帰りに道具屋へよると、鑑定が終わっていた。
鑑定料は1000P。
今日の稼ぎでなんとか鑑定料は払えたが、予想以上に高い金額。
鑑定されたアイテムの販売額は20000Pと序盤に手に入れる物としては強すぎる。
鑑定されたアイテムは"アクアエッジ"。
魔術効果のかかった武器で、ロングソードに分類され、圧倒的な攻撃力を持つ。
この攻撃力を生み出しているのは、水の刃。
水の刃の薄さはミクロ以下で、切れ味の良さが、攻撃力の高さに繋がっている。
しかし、水の刃は固定化されていないため、一度斬ると刃は無くなり、水につけると自動回復する。
ここまでが鑑定でわかったことだが、陸上では刃が一度しか使えないため、使用を制限される。
かなり強い武器を手に入れたと思ったが、海専用となるだろう。
俺は、武器のスキルは"槍"しか取っていない。
このゲームでは、その武器のスキルを取らずに、使用するとペナルティを受ける。
"アクアエッジ"をこれから海では使うことが多くなりそうなため、俺は使う見込みのない"狩猟"を"剣"に変更。
プレーヤー名:NAKA Lv10⇒Lv12
クラス:海人
HP:370⇒400
MP:40⇒60
STR:141⇒150
DEF:102⇒117
INT:18⇒21
LUK:15⇒15
DEX:40⇒42
金:300P⇒530P
スキル
槍 Lv8⇒Lv9
疾走 Lv2⇒Lv6
探索 Lv5⇒Lv9
情報 Lv2⇒Lv6
泳ぎ Lv6⇒Lv14
狩猟 Lv1⇒剣 Lv1
スキル"剣"を取ったところで、海に向かう。
海の中に入り、アクアエッジを抜く。
刃は水で出来ているため、無色透明。
陸では光の反射によって間合いが分かるかもしれないが、海の中では、どこに刃があるか分からない。
しばらくは間合いを見切る練習か。
面倒な作業にため息がでる。
試しに、クラゲに十分に近づき剣を振ると、即死。
即死……。
クラゲのレベルが低いのか?
"情報"によりクラゲのステータスが入ってくるが、Lv15。
俺よりも強さは明らかに上にもかかわらず、即死させる程の攻撃力。
その時に思ったことはただ一つ。
チートすぎる。
武器の攻撃力は隠し能力となっており、見えないため分からないが、20000Pは伊達じゃない。
1日中、森林地帯で戦っていたので、時間も遅く辺りも暗くなり始めているので、宿に戻る。
次の日、エリスからメールが届く。内容は、クエストへのお誘い。
今日は武器の性能を確かめようと考えていたが、クエストによって発生する金はどのゲームでも割と高い。
金はいくらあっても困りはしないよな。
了解の返事をして、ホルンへ走る。
交易の街"ホルン"
宿前に着くと、エリスはすでに待っている。
「遅れてすまん。エリス、クエスト内容は?」
「討伐クエスト。山に発生した10体の"ホワイトシープ"を倒すことね。報酬は1匹で2000P。後、チャットで見たけど、ほとんどのプレーヤーが戦闘することを決断したみたい。その中でも行動力のある人はギルドを作って、仲間募集してたわよ。」
思い返してみれば、森林地帯で戦闘しているプレーヤーが割と多かった。
簡単に倒している俺を見て唖然としていたが……。
「ならこのクエストの競争率が高そうだし、さっさと山に向かおうか。」
次回は、戦闘がメインになるかと。
最近、ゆっくり書く時間が減ってきたので、今度の投稿は遅くなるかもです。




