龍の出現
白虎、リューマ・ギル・ケベックルージュを率いる、7人パーティー。幻の白虎を討伐したと有名になり、今の冒険者の代表的な存在であり、憧れの存在になっている。
「白虎ってそんなに凄いの?」
俺は、疑問を投げる。
「えぇ、白虎は500年を生きた幻獣で、一夜で街を滅ぼす力を持ち身体は刃を通さない頑強な皮を持っているなどと言われてきました」
ユイさんが簡潔に説明をする。
だが、ある疑問点が一つ思い浮かぶ。
「なら、リューマ達はどうやって白虎を倒したんだ?」
ユイさんは黙り込む。
「それは、ある人が弱点を教えてくれたんだよ」とリューマがこちらに近づきながら答える。
「ある人が教えてくれなかったら僕は今こうして人気者にもなってないし、それどころか此処に居なかったかもしれない」
リューマは何処か少年が夢見ている様な顔をしていた。そして、リューマが何かを話そうとした時、ギルド署の扉が開く。
そこには、ボロボロの冒険者が一人居た。
「た…たすけて…くれ…」
力尽きたのか膝から崩れ落ちる。
スタッフが駆け寄り奥へと連れて行く。
周りがざわめつく。
そして、暫くして一つの報告が入った。
それは、『黒の龍の出現』だった。
周りは凍りつく。もちろん俺もだ。無理もないはず、前の闘いで沢山の犠牲者を出したのだから。
「前に聞いたが本当にいるなんて思わなかった」
リューマは前回の闘いに参加してなかった。ゴーレム討伐の遠征で嘘偽の龍とあってなかったらしい。
そして、すぐ様緊急クエストが立てられた。
場所は北西にある火山近くに出現したらしい。突如現れ採取クエストで来ていた冒険者パーティーが襲われさっきの人以外は一瞬だったらしい。
その緊急クエストは勿論受けるつもりだ。そして、リューマ達も参加することになった。
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