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緊急クエスト⁉『銀輝大狼』

 俺は、マリスと一緒にクエストを受けこなしている。

 マリスは、相変わらず素材採取をすると毎回、袋を満杯にしている。

 どんな方法をしたら、そうなるのか教えて欲しいぐらいだ。

 龍鱗の守りはクエストでは新しい使い方を見つけることが出来た。

 それは暴風の時、風を防ぐために使ったり、日陰を作って涼んだりした。

 殆どが日常生活に役に立っている。

 今日もマリスとクエストを受けようと悩んでいると街中にサイレンがなる。

 緊急クエストの依頼だ。

 緊急クエストの存在は知っていたが今日まで一度も無かったから、少し、ワクワクしている。

 周りにいた冒険者はギルド署内の広間に集まった。

 しばらく待っていると受付カウンターがある側にスタッフが現れた。

 何故か息が切れていた。

 「今回、冒険者皆様に集まっていただいたのは他でもありません!あの凶悪モンスター、シルバーブライトネスウルフ(銀輝大狼)が現れました!」

 スタッフは、そのシルバーブライトネスウルフの絵を壁に大きく貼り付けた。

 周りは騒然となる。

 俺達は、前に出てきて絵を見た。俺とマリスは目を大きく開き静かに驚いた。

 俺達は一度見たことがあったからだ。二年前に俺達ビーバーを襲った大狼だった。

 ここでまた見るとわ思わなかった。

 「このクエストは希望制なので無理にとは言いません。その代わり、達成した時の報酬は今までの十倍にしましょう。」

 必死だった。

 俺達は言うまでもなくこのクエストを受けることにした。

 あの時のお礼をしなくちゃな。

 冒険者は次々とやるかやらないかを決めていった。

 集まったのは冒険者八百人に対し四百人が緊急クエストを受けた。

 俺達、四百の冒険者は百人の四グループに別れて討伐を目指した。

 準備を整えてシルバーブライトネスウルフがいる森に向かった。そこは、草木が生い茂ってジャングルを歩いている様な不思議な気分になった。

 歩きはじめてかなりの時間が経つ。

 一人の冒険者があるものを見つけたのかいきなり、走り出した。

 俺を含めて他の冒険者はまだ気づいてないようだった。

 「みんな!これを見てくれ」

 地下より冒険者が見つけたものを見る。それは、足跡だった。

 俺達が足跡を見て。恐怖に怯えていると、西の方角から、別の冒険者の叫び声だった。かなり近い所で聞こえる。しかし、その叫び声は最後まで伸び切らず途中でプチッと声が途切れた。

 その後に、モンスターの…いや、シルバーブライトネスウルフの遠吠えが聞こえた。

 俺達は、すぐさま戦闘準備になっり、円陣を書くよう集まった。

 黙静の時間が流れる。

 いつでも龍鱗の守りを出せる様に準備をしておく。  

 突如、静けさになぜか風が吹き、月が雲で隠れ森は更に、暗くなった。それと同時に西側から物凄い速さで突進してくる銀光が見えた。

 物凄い速さで近づいている。

 俺は、龍鱗の守りを展開した。

 何とか間に合ったが、さっきのでギリギリだ。

 周りの冒険者は銀光では無く突如、何も無いところから出た漆黒の壁に驚いた。

 銀光は漆黒の壁の横から現れた。雲が解け月灯りによりさっきまで暗かったのが少し明るくなった。

 謎の銀光の正体が解った。その正体は…シルバーブライトネスウルフだった。いや、正確に言えばシルバーブライトネスウルフの毛だ。

 周りにいる冒険者達は剣や槍、杖を構える。

 俺も残り一回の、龍鱗の守りを準備する。

 すると、俺の頭の中であるイメージが横切った。

 それは龍鱗の守りでモンスターを捕獲しているイメージだった。

 俺には悩んでる暇が無かった。すぐ様、そのイメージを実行しようと動く。

 「みんな、俺がアイツの腹の下まで行けるように注意を引いてほしい!

 「…ビーバーのあんちゃん。なんか良い策でもあるのか?」

 「策では無いが…やってみるだけの価値はある!」

 「よし!わかった!」

 「おい、ヤロー共!このビーバーがあの糞やろキンキンにたどり着けるように注意を引き付けろ!」

 「恩に切るぜ!」

 他の冒険者は注意を引き付ける為に派手に戦闘を開始した。

 俺は気付かれないように後ろから回り込む。

 ウルフは、物凄い速さで冒険者たちを、襲ってくる。

 動き回ってお腹の下どころか近づくことすらできない。

 無理だと諦め掛けた時、ある冒険者がウルフの足を切ることに成功した。

 絶好のチャンスを無駄にしない。

 俺はすぐ様ウルフの腹の下に入った。

 そこで龍鱗の守りを発動する。

 

 ―黒き魔よ、全てを支配せし龍よ、我らの盾となりて、この世の真に偽りを!


 龍鱗の守りはヤツの身体だけ避けるように現れた。

 ウルフは抵抗するが抜け出すことができない。

 成功だ!成功した!

 周りの冒険者たちは歓喜になり、さっきまでとは逆になった。

 ウルフは、冒険者たちに斬られたり、魔法で攻撃されたりして消耗していった。

 そして、ついに仕留めることが出来た!

 失った冒険者たち生き残った冒険者たちの三倍位だった。

 その後、俺は他の冒険者たちに胴上げをさせられ有名になった。

 インヴィンシブルウォール(無敵の壁)と通名が着けられた。

 報酬は今までの報酬の十倍で支払れた。

 その金で俺は、防具を新調して貰った。

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