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【本編完結済み】鉄パイプ令嬢は逃走王子を尻バットする〜処刑直前に王冠を押し付けられたからハッタリだけで国を乗っ取りました〜  作者: 朱音ことは
前編 バカ王子に王冠を押し付けられたわよ!

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幕間

 ――10日後。



 2度目の戴冠の儀式が執り行われた。



 右には、鉄パイプを持った少女と厳しい顔の大男が。

 左には、譲位宣言書を携えた眼鏡の男が。


 白の式典服に身を包んだ彼らは、静かに新王の背後に控えている。



 そして、中央――玉座の前。


 囚人服でも、メイド服でもない。

 純白のドレスを纏った女性、ディア・ヴィルシュが毅然と佇んでいた。



 輝く金の髪と意志の強さを湛えた翡翠の瞳。その美しさに、参列した者は貴賤を問わず息を呑む。




 ――そう、参列者は貴族だけではない。謁見の間には多くの民が詰めかけていた。




 彼らの前で『新王ディア・ヴィルシュ』は滑らかにサインを記す。



 宰相がそれを受理し――新王はついに、自らの頭に王冠を戴いた。



 王は、側近の少女に預けた鉄パイプを手にする。


 そして、もう一人の大柄な側近が膝を折り、新たなる太陽を肩に担ぎ上げた。




 新王ディア・ヴィルシュが、錆びた鉄パイプを高々と掲げたその時。




 民の歓声が城中に響き渡った。

お読みいただきありがとうございました!

後2話で前編は終了となります。


ブクマや★をいただけると、励みになります!


引き続き、お付き合いくださいませ!

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