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colorful 〜rainbow stories〜 encore  作者: 宮来 らいと
最終部

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第3章 ゴールドストーリー 中編

 六郭星学園 Aクラス教室 (薮本マサキ視点)



 薮本マサキ

「うーん…………。」


 あの日以来、メイの姿が見えない。一体どうしてだろう。


 初杉ジロウ

「どうしてこんなことに…………。」


 浦川アイク

「……………………。」


 アイクは何かを考えている。



(浦川アイク視点)



 浦川アイク

「…………あの面々でまだ生きているのは…………Cクラスと俺たちだけか。」


 薮本マサキ

「Cクラス…………?」


 初杉ジロウ

「……………………。」


 初杉も何か言いたげだ。


 浦川アイク

「初杉。何か言いたげだな。」


 初杉ジロウ

「うん…………もしかすると、音楽がきっかけじゃないかな?」


 薮本マサキ

「音楽…………?」


 初杉ジロウ

「うん…………なんとなく…………頭によぎったんだ。」


 薮本マサキ

「不思議だ…………ジロウの意見を否定できない。」


 浦川アイク

「ああ。同意見だ。…………演奏するか?」


 薮本マサキ

「…………そうだね。やるか。」


 薮本は端末を出して、俺たちの曲の案を端末に加える。


 薮本マサキ

「できた…………聞くよ。」


 俺たちは曲を聞く…………。



 この曲…………どこか懐かしい。



 六郭星学園 Cクラス教室 (浅越ハルト視点)



 浅越ハルト

「ノクア…………完成したか?」


 風亥ノクア

「ああ。完成したよ。みんなで聞くよ。」


 小鳥遊カルマ

「ああ。……………………。」


 カルマも何か緊張している。そうこうしているうちに、演奏データを入れた端末を流す…………。



 ああ。思い出した…………志奈。


 浅越ハルト

「思い出した…………! 志奈…………! 志奈…………!」


 小鳥遊カルマ

「ああ。俺もだ。…………ノクアは?」


 風亥ノクア

「思い出したよ。…………何もかも。」


 小鳥遊カルマ

「それじゃあ…………彼女を探さないと…………!」


 ??

「みなさん!!」


 教室に誰かが入って来る。



(小鳥遊カルマ視点)



 土原…………? どうしてここに…………それになんだか雰囲気が違う…………?


 土原ガク

「今すぐに逃げてください! 彼女を思い出した…………ら…………」


 土原は倒れた。すると、浅越も倒れる。


 不思議に思っていると、身体に激痛が走る。何かが刺さった。


 うずくまり気を失いかける寸前。風亥の声が聞こえる。


 風亥ノクア

「何で…………きみが…………!?」


 その言葉で意識を失う。



 六郭星学園 Aクラス教室 (初杉ジロウ視点)



 思い出した…………! 彼女を!


 薮本マサキ

「志奈さん…………。彼女は一体どこに…………?」


 浦川アイク

「急いで彼女を探さないと…………!」


 僕たちは目の前が突然と暗くなる。そして、激痛が走る。



 六郭星学園 職員室 (虹谷アヤ視点)



 虹谷サイ

「くそ…………なんでこんなことに…………!!」


 虹谷アヤ

「……………………。」


 全員を疑うどころか、全員を失踪させてしまった。


 先生方も、全員の失踪を心配している。


 虹谷サイ

「一体…………どうしてなんだ…………?」


 虹谷アヤ

「気に病むのはあとにしましょう。今は前のことに集中するだけよ。」


 虹谷サイ

「…………ああ。そうだな。…………あの獣のようなものと関係があるのかもしれない。獣を探すぞ。」


 虹谷アヤ

「ええ。行きましょう。」



 ???? (初杉ジロウ視点)



 初杉ジロウ

「うっ…………うーん…………。身体に…………違和感が…………。」


 目が覚めるとそこはどこかの地下だった。


 初杉ジロウ

「ここは…………一体?」


 柊木アイ

「ここは僕の屋敷の地下だよ。」


 初杉ジロウ

「きみは…………柊木くん?」


 薮本マサキ

「ジロウ!」


 初杉ジロウ

「マサキ! 無事だったんだね。」


 薮本マサキ

「ああ。今まで失踪したみんなもここにいる。」


 マサキが指をさす方向を見ると、そこにおなじみの面々がいた。


 けれど、マサキのさした指は獣の毛のように毛むくじゃらになっていた。


 初杉ジロウ

「マサキ…………手が…………!?」


 柊木アイ

「うん…………これが…………Uプロジェクト…………。」


 初杉ジロウ

「Uプロジェクト…………?」


 聞いたことないプロジェクトだ。それにみんなの身体には獣のような毛が生えていた。


 秋葉サヤ

「くっ…………。」


 錦戸アケミ

「大丈夫…………?」


 綿垣キョウゴ

「……………………。」


 綿垣くんは屋敷の地下にあったファイルを見ている。


 それを見た、不知火くんと根村くんも綿垣くんのところに集まる。


 綿垣キョウゴ

「やっぱり…………俺たちは…………。」


 すると、奥のほうから叩く物音がする。


 初杉ジロウ

「なんだ…………?」


 月川タクト

「ケントだ…………。」


 初杉ジロウ

「ケント? …………夜坂くんのこと?」


 月川タクト

「そう…………ケントは…………誰よりも先にあの獣にされていた。」


 初杉ジロウ

「そんな…………それじゃあ…………!」


 星野シキア

「おそらく…………彼を使って、私たちを共倒れさせようとしているみたいね。」


 初杉ジロウ

「……………………。」


 中神シンジ

「伊剣! 今すぐ、奴のいる棚を封じるんだ!」


 伊剣タイガ

「…………致し方ない。男子諸君! 手伝っていただきたい。」


 男子の何人かが棚をタンスやカラーボックスで開かないようにする。


 一通り終わり、みんなは気になることを話す。

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