18話 愉快な尋問
ごめんなさい、モチベーションがまたあれでごめんなさい。
投稿周期は不定期なのはいつでも変わりませんので許してください。
おかしい。非常におかしい。
何故ツッコミをされるのだろう。
このような名前などこの世界においては別に特異な名前ではなかろうに。
俺は再度名乗る。
「だから、ジョン・スミスだって。」
「「嘘つけ」」
即答だ。きっぱりとした即答だ。
確かに俺は極東島国日ノ本の人間だ。しかし、何故この勇者もどきと、紅悪魔が疑うのだろう。
茶髪に黒目の少し異国の血が混じった日本人にしか見えない前者ならまだしも、
種族名の通り、紅い髪に山吹色の瞳以外同様の特徴―――いや、身長と肌の色は違うな―――を持った後者が反応するのは理解し難い。
先程から幾度も幾度も魔眼で調べようにもそこに映るのは
【種族名】:上位悪魔族――紅悪魔
〖個体名〗:咲楽
これだけ。
サクラだけ日本要素あるが、それ以外何の関わりがない。全く意味がわからん。
しかし、彼らが放った言葉に俺は驚愕することとなる。
「全く…七夕じゃあるまいし」
「3年後から来ました言う気かなぁ」
いや、いやいやいや…
この名前からそのネタを連想するとは…
俺は静かに確信した。
この2人が、日本人であると。
ったく…何がジョン・スミスだよ。
どっからどう見ても日ノ本の人げ…
いや、よく考えろ俺、この世界にゃ東方国ジパングたる国があるんだ。
同様の特徴でも違うかもしれん。少し敏感に反応しすぎたか…
「まぁいい、その風龍テンパスタの」
「テンペストです。」
「ありがとうステンノ、でぇ、そのテンペストとやらの死の調査と言ったが、調べる程の存在なのか?」
「お前は何を言ってるんだ。」
自称ジョンがゴミを見る目で言ってきた。うぜぇ。
「冒険者も一般人も猿すらも知ってることですよ?それ知らないって相当なバ…カとは言いません二度と言いませんから許してくださいごめんなさいごめんなさいごめんなさいぃっっ」
俺を馬鹿にしようとしてきた副隊長らしき女は急に怯えだした。後ろから冷たいオーラを感じる。
剣を抜く音を聞いていた俺は笑顔で振り向きつつこう言った。
「メデューさん、それしまおうか。」
「あ…すみません、つい…」
「てかミナもエウリュアレーもかよ!」
2人はサッと武器を背に隠し、口笛を吹いている。
無駄に綺麗なハーモニー奏でるのやめろ。あと隠せてない、見えてる。
すると、自称ジョンが頭を下げてきた。
「うちのバカが失礼した。『ばっ』あの邪龍はかなりの問題でな。果実収穫や林業の妨害に、定期的に起こす暴風災害、そして森林を害するものは皆殺しだと容赦の無い殺戮。これらのせいで、国籍問わず今までに何百万人もの被害が出ているんだ。」
「「えと、それ痛くない?」」
「すげー痛い。」
「「やっぱり。」」
副隊長に腕を噛まれつつ説明してくれた彼は女に頭突きをして無理やり離させる。
泣きっ面の女を見ることなく、サクラは右頬をポリポリ掻きつつ、考えていた。
「なるほどね…風龍って結構な害悪魔物だったんだね。」
「上位悪魔に言われたかないわ。」
自称ジョンのツッコミに驚きつつこう言った。
「あ、やっぱ僕悪魔だったんだ…」
「「「「「「「…はぇ?」」」」」」」
その場の全員が呆けた。
しかし、気にせず悪魔はあっけらかんと続ける。
「まぁ、そんなことはどうでもよくてさ」
「「よかねぇよ!!」」
俺と隊長の声が揃うも無視し、核心をついた。
「結局、なんでこっちに魔弾飛んできたのさ。」
「お、やっと本題きたか。」
「「メタい。」」
メタ発言と共にニヤリと笑った自称ジョンは、右を向いてこう言った。
「全てはこいつが悪い。『…はぇ?』俺と部下たちは巻き込まれそうになっただけだ。」
「たた、隊長?一体何を言って…」
「あ、彼ら、私たちにもそう言ってきましたよ?」
「ちょっ…」
戸惑う副隊長を追い込むようにステンノが報告してくる。
見ると、他3人も頷いていた。
これ本当に彼女が悪いのかぁ?まぁ一応話は聞いておくか。
「じゃあまずは、名前を教えてくれるかな。」
「それ薄い本の冒t…あたっ…」
「黙れ小僧、あ、あぁ気にせず続けてくれぇ。」
余計な口挟むアホ悪魔に俺は強烈なチョップを食らわす。
そのやり取りに男と部下の一部は肩を震わせ笑いを堪えているが、女性陣は分からなかったらしく、皆々クエスチョンマークを浮かべている。
この女はともかく、この男らは薄い本で何か分かった時点で異世界人、そして同族だということが改めて分かった。
副隊長はまた戸惑いつつも名前を言った。それも平然と。
「ミーシャ・レフトマーズ」
「「「「「「嘘つけ」」」」」」
今回は俺とサクラだけでなく、金髪四人衆もツッコミを入れた。
ミナが苦笑しつつ、話し始める。
「言ってみたかった、というのもありますが、そこのジョンさんが彼女をミサと呼んでいたので。」
「あ、そういえば、この人ジョンさんのことセンパイって呼んでましたよ?」
「「…」」
エウリュアレーの呟きに自称ジョンは顔を背けた。自称ミーシャは顔を赤くしている。
「おい。」
「「黙秘権を行使します。」」
「…はぁ…まぁいい、自称ミーシャとやら、なんで魔弾撃ってきたんだ?」
すると、彼女は口をむにむにさせて自称ジョンを一瞬見たあと答えた。
「隊長が私をからかってきて、勢い余って制御出来ないほどの魔弾を作ってしまい、そのまま転んでそっち放っちゃいました…えへへ。」
「「いや元凶やっぱお前じゃねぇか!!!」」
「なぁ!!何でそうなるんですか!?あと隊長たちも頷くな!!」
自称ミーシャがギャーギャー騒いでいるので俺は耳を塞ぐ。
ふと日の位置を見ると真上になりかかっていた。
ユタはまだ寝ているのかよ。
てかこいつらの処分どうしようか、俺は盛大なため息をついた。
うえから、上高中下と悪魔は分類されます。現時点でそういう設定なんで後で気付いたら変わってるかもしれません。
だから、前書きと後書きは毎回読むように!…してくれませんかねぇ…
次回の投稿も未定です。また来年になるかも…そうならんように頑張ります。
何かあったらTwitterで。




