表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
*詩集*  作者: れむ
98/125

【詩】記憶

……思い、出せない。


ふと   目を覚ますと何も覚えていなかった。




昨日は何をしただろうか?


昨日は誰と話しただろうか?


昨日は誰かと逢っただろうか。


脱ぎ捨てたような   私服が放られていた。


誰かと指切りを交わしたような  感触が残っていた。


友人と通話した履歴を携帯が   覚えていた。


示されている現状が   昨日までの結果きおく


表示された記録データが  昨日までの結果きおく


そうなのだと   それだけだと受け入れてしまえたらいいのに


無反応な感情が   騙されてるんじゃない?というようで。


黙り込んだままの感情が  こんなの知らないよと目をそらすようで。



不確かすぎて   怯えてしまう。



曖昧なものを嫌う僕らなのに


曖昧な、それでも、確かにあったものを失くすことが    何よりも怖い…





………怖いんだ。

曖昧なものを嫌いながらも僕らは結局


自ら不確かなものを信じてしまいたくなるらしい

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ