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【詩】秘密ノ言ノ葉
――コンコン…。
電子世界へノックすると
ぐしゃぐしゃに押し込んできた声が今日も
触れた空気にそっと 溶け出すように
ゆっくり 声になる…
誰も知らない 欠片が 秘密が
少しずつ 言葉になる…
誰かに気に入られたいの…
もう一人になりたくないから
誰かにそばにいてほしいの…
もう木陰から枯れた声で 遠く離れる背中へ
「僕はここだよ…ここだよ…」 叫ぶのはやめにしてしまいから
誰かの重荷にはなりたくない
だから、君らの前で泣くのは もうやめるよ
だけど、強くはなれないから
せめてこの場所を…
せめてこの場所で… 吐き出すことを許してよ
本音で生きていけない今が嫌いなわけじゃない。
泣いてばかりいるのが好きなわけじゃない。
でも、情けないそのどちらもどうか…ここに置かせてほしい




