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【詩】矛盾
なんでこの世界は 矛盾 に設定されたの?
もっと運命 捻じ曲げて 君に手を伸ばせたなら…
もっと器用に 辻褄合わせで 構成できたら…
違う誰かを見ながら 「私は愛されてない」 と嘆くことはない
隣で手を繋ぎながら 心が離れてしまうようなことはない
なのに、なんでなの?
もうちょっと上手く 世界を回せたら
互いに利害一致のばんばんざいです
だけど、なんでなの?
「そんなんじゃ悲しいじゃない…」と思えちゃう 僕もいるんです
この黒いハートのすみっこの 奥のほう
小さなわがままのくせに いつまでもこの声は消えちゃくれないんだよ
『ねぇ…いいでしょ?
報われなくたって通したいモンがひとつくらいあるんだ…』
『ねぇ…いいだろう?
儚く散ってしまうのもまた 恋 というんだろう』
ねぇ…いいかな?
まだあと少しくらい君を想ってみてもいいですか
僕を想ってくれてるあの子にしてれば
きっと、こんな苦しさは知らずに済んだんだ…
僕があの子に「僕も好き」ってそれだけ答えたら
それなりの幸せもあったはずなんだ…
だけど、やっぱり僕はバカなんだ…
もう叶わなくても、まだ君を想っていたいみたいで。




