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*詩集*  作者: れむ
108/125

【詩】哀シ

ありきたりな言葉じゃ物足りない…


特別な言葉じゃ飾り付けそうになんだ


”もっとうまく  言えたらいいのに”  ってそんな


また誰かの  言葉借りてきたんだ




忘れられないってよく言うけど   実は


忘れようとしていないだけだったり…


「ほんとは忘れたいんだけどね…」、そんな本音自体が嘘で



悲しみに黄昏て雨降りしきる中に


大好きな誰かが迎えに来てさ…、なんて


そんな物語も  やっぱ物語の中の話でさ


そううまい具合に行くかよって  笑ったよ


涙腺のゆるんだ瞳だけ  泣いていたよ…



どうしてだろう…


君がいない世界がもう   つまらなくて悲しくって…


どんな歌も物語も  嘘だ嘘だ  疑って… 怖がって… しまうよ


君を奪った世界に どれほど悲しみ突き立てたって


見えない君を探して 泣いて泣いて  泣き疲れても


それでも    もうあの笑顔には会えやしない…


それでも    あの瞬間を戻せやしない…






無情に青い青い空       嫌に   ……綺麗だ…。


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