『鏡乱舞』お嬢様への「忠誠の誓い」
イブニングガウンをまとい、ヴァンクリーフ&アーペルのイヤリングを揺らした彰子様が、
ジミーチュウのハイヒールで甲板をコツンと鳴らした瞬間、5人のイケメン鏡たちは、
本物のお嬢様の風格を思い知らされた。
一斉に、片膝を突いて頭を垂れた。
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大鏡(銅鏡くん):
「彰子様……! 1,890円のプチプラコンパクトに閉じ込められていた僕たちを、そのブラックカードで救い出してくださってありがとうございます。これからはあなたの美しさだけを映し続ける、忠実なインカメラとなります!」
水鏡(完全クリスタル化):
「……ああ、彰子様。あなたの Chloé の香水の香りで、少納言たちのヘドロが完全に消え去りました。私の美しい水面(鏡面)は、今日からあなたお一人のものです……(うっとりと見上げる)」
吾妻鏡(鎌倉のヤンキー、まさかの平伏):
「チッ……鎌倉武士が女にひれ伏すなんてプライドが許さねえ……はずだったが、ヴァンクリの輝きとジミーチュウのヒールが眩しすぎて、直視できねえ……! 彰子様、俺をあなたのプライベート警備員に任命してください!」
コンシェルジュだけでなく、歴史を司るイケメン鏡男子たちまでもが、彰子様の言うがままにエスコートマシーンと化してしまいます。
ババアたち「完全敗北」のラスト
5人のイケメンたちを両脇に侍らせ、
豪華客船『飛鳥Ⅱ』の最上階デッキを我が物顔で歩く彰子様。
そのはるか後ろで、誰にもドレスを買ってもらえなかった清少納言、和泉式部、小野小町、そして本垢でAI捏造がバレて大爆死した紫式部さんの4人は、重さ20キロの十二単を引きずりながら、
「式部が余計なAI画像なんて上げるから、あきこ様の逆鱗に触れたんじゃないのよ!」
「私の不倫LINEを映してくれる鏡男子たちが、全員彰子様の専属になっちゃったじゃないのよ〜」
と、お互いに髪を引っ張り合って最後の醜いフレネミーの断末魔を上げ、
コンシェルジュによって
メタバース浅草花やしきのドット絵のベンチへ、
まとめて強制ボッシュート(アカウント削除)されていくのでした。




