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第29話

 「もう、あたしの部屋がめちゃくちゃよっ!どうしてくれるのよ。」


 「うん。ワシも悪いと思っている。ワシが何とかして見せよう。」


 「だったら、あたしの頼み事って、出来るのかしら。」


 「ワシに任せろ。」


 Dr.ガイは、ナルコギャルの頼みごとをこなしてゆくようだ。


 船の修理は、サイボーグの3体が行うこととなる。


 やっぱり、鉄の素材で製造も時間の問題だ。


 サイボーグ達も慌てて、修理するしかないようだ。


 Dr.ガイは、魔力の能力でナルコギャルの部屋を元通りにしていた。


 一日も早く終わる訳がないからだ。


 Dr.ガイも丁度良いと思っていた。


 (今の火の属性世界で、混乱に乗じて、この隙に修理をかけるぞ。)


 見つかるまでが、時間の問題なんだろうか。


 数日の修理となるのだろう。


 シーホープ号は、水の属性世界に向かっていた。


 土藁氏は、てっぺんの柱で属性世界が見えるまで監視をしていた。


 いつものことながら、報告を行っていた。


 「みんな、水の属性世界が見えて来たよ。」


 角之助も土藁氏の声に気づいていた。


 「そうか。」


 前方の方を確認したら、水の属性世界が見えてきた。


 角之助は、船のみんなに知らせた。


 「みんな、水の属性世界に到着したぞ。」


 みんなも起きた。


 スバルと甘恵も船内から出て来た。


 そう、水の属性世界の香りが懐かしいからだ。


 そして、港に上陸した。


 その前に、桜花を起こしに行ったのが、土藁氏だ。


 「桜花、桜花。到着したよ。」


 「うん・・・。」


 「水の属性世界に着いたよ。」


 「水のぞくせい・・・。」


 桜花も目を覚まして・・・。


 「あっ・・・!!!」


 桜花も慌てて、身体を起していた。


 スバルは、水の代行者に選ばれていたのだからだ。


 桜花の許された許可証を提示しなければならないからだ。


 「スバルも待っているよ。」


 土藁氏も一言を残して、庭園で待っていた。


 「お待たせ。」


 「うん。待ってたよ。」


 「拙者も同行しよう。」


 水の属性世界に混乱が起きる前に未然に防ぐことだ。


 すでにスバルと甘恵も陸に降りていた。


 「桜花。アクアクイーン4世様のところに行くぞ。」


 「わかったわ。」


 桜花も船から降りた。

 

 アクアクイーン4世の城まで、かなりの距離だった。


 水の城を治めているアクアクイーン4世であった。


 さらに、魔鉱石の封印が解けているため、奪われない様に守っている。


 アクアクイーン4世もあのお方が到着するまでは、願っているからだ。


 「ああ、水の代行者様は、いつ来られるのやら・・・。」


 一刻も早く、城に来て欲しいものだと思っていた。


 「今の巡回役は、どうなっているのかしら。」


 「ははっ、光の代行者様が入国しております。」


 「それなら、あのお方たちに出迎えてください。」


 「畏まりました。」


 兵士達は、王女様の命令で、馬車を使うなどの行動を起こしたのだ。


 城で別の場所の出入口があったようだ。


 馬車の出入口があったようだ。


 そこから、荷物などを運んでいた。


 そうでもしないと効率が悪いようだ。


 しかし、属性の馬が実在することになるとは・・・。


 めずらしく、個性の属性を持った生き物があるようだ。


 巡回役の兵士は、別の兵士が交代し、馬車を連れた兵士が出発した。


 桜花達は、途中の街中に歩いていた。


 桜花も疲れが出ていた。


 「桜花、ここで休憩しないか。」


 「そうね。休憩しよう。」


 近場の店で、休憩することになった。


 数分後、馬車に乗っている兵士の姿が見えていた。


 「あれは・・・。スバル様を見つけました。」


 通り道に馬と馬車を停めて、スバルの元に駆けつけた。


 「スバル様。アクアクイーン4世様がお呼びでございます。」


 「もしかして、迎えに来たのですか。」


 「はい。突然に申し訳ございません。休憩が終わり次第、声をおかけください。」


 「わかった。」


 同行しているのは、桜花、スバル、甘恵、土藁氏、アジサイ丸だ。


 「みんな、休憩はいいか。」


 「「「うんっ!」」」


 店を出て、兵士が連れて来た馬車に乗った。


 徒歩で行くより、馬車に乗ったら、短縮していた。


 水の城に到着し、出入口で、桜花の懐に許可状を差し出した。


 門番も許可が下りたことで、桜花達は、水の城に入った。


 兵士は、案内役の執事に代わり、城内を案内された。


 待合室で、アクアクイーン4世の面談が出てくるまで、待機させられた。


 「あの時、地中海で竜が現われていたよね。」


 「ああ。そうだな。風の属性世界と雷の属性世界で儀式を行っていたな。」


 「うん。ただ、残らないといけなくなることもあったね。」


 「ああ。拙者も木の代行者に選ばれたから、同じことになることも近いかもな。」


 甘恵もそのことで心配していた。


 「スバルは、突然水の代行者に選ばれていたでしょ。それに、魔鉱石を持つことで、資格があるのかし

ら・・・。」


 スバルも本当に選ばれるのかが、わからなかった。


 ただ、スバル本人も不安を持った。


 城内の執事は、待機室に声を掛けた。


 「桜花様。アクアクイーン4世の面談の準備が出来ました。」


 「わかったわ。」


 王室の場所に案内され、王室の扉に到着した。


 「失礼します。お連れ様を連れてきました。」


 「通しなさい。」


 執事は、扉を開けて、アクアクイーン4世女王の前にひれ伏した。


 「良いのですよ。頭を上げてください。」


 桜花達は、女王様の言葉に従った。


 「本題に入ります。今の水の属性世界で魔鉱石の封印が解けてしまいました。」


 「はい。それぞれの竜が現われて、全ての属性世界で封印を解いたとのことです。」


 「ええ。また、今の国で水の精霊が突然出てきて、飛び出したのです。」


 「それは、突然に水の精霊から代行者に選ばれました。」


 「もしくは、精霊の上層部では、いてもたってもいられなかったのでしょう。」


 この様な話が進んでしまい、今の世界でどのようにすれば良いのかを検討しているのであった。


 桜花の光の精霊から言われており、魔鉱石を集めて、漆黒の魔王を倒すことが先決であった。


 「それでは、水の魔鉱石をお持ちいたします。」


 アクアクイーン4世は、思っていた。


 (水の代行者のスバル様であって欲しい。)


 扉が開いて、台車が出て来た。


 隠れているスカーフを取り出し、水の魔鉱石が輝いていた。


 スバルも水の魔鉱石を見て、驚いている。


 「これが、水の魔鉱石・・・。」


 様子を見て、水の魔鉱石が反応し始めた。


 「「「えっ!!?」」」


 周りにいるみんなも唖然とした。


 魔鉱石がスバルに反応した。


 「あっ!」


 スバルの本当の姿となっていた。


 「超水・スバル・アクア」


 アクアクイーン4世も驚いて、魔鉱石の力を目の前にしていた。


 「ああ、あなた様の本当の姿を拝められるとは・・・。」


 アクアクイーン4世も水の属性世界を支えることを誓ったのだ。


 「水の魔鉱石が答えたようですね。」


 魔鉱石をスバルに託すことになる。


 「スバル様に水の魔鉱石をあなたに託します。私たちは、水の属性世界を支えます。」


 「はい。俺も今の世界を救うことを誓います。」


 「わかりました。全ての世界をお救いください。そして、桜花様もスバル様のことをよろしくお願いし

ます。」


 「畏まりました。私も仲間の為に戦います。」


 「ありがとうございます。皆様のことをよろしくお願いします。」


 「はい。」


 代行者のみんなが全ての世界を救うことになる。


 「本日は、ご宿泊ください。皆様もお疲れでしょう。」


 「よろしいのですか。」


 スバルが聞き出した。


 桜花達もアクアクイーン4世のお言葉に甘えることにした。


 甘恵は、自分の船に戻ることを伝えた。


 「私は、港に戻るわ。」


 「わかった。」


 「女王様。私は、仲間の元に戻ります。」


 「わかりました。案内しなさい。」


 「はっ。」


 甘恵は、執事の方に出入口を案内された。


 そして、スバルと桜花とアジサイ丸は、水の城に宿泊した。


 Dr.ガイの様子では・・・。


 火の属性世界でまだ、修理を行っていた。


 「うーむ。こんなに時間がかかっているとは・・・。」


 すでに一週間となっていた。


 ナルコギャルも流れる溶岩の前で日光浴をしていた。


 「まだかしら、船の修理にかかるのも。」


 それにしては、ナルコギャルも闇の魔鉱石を使ったことで本調子じゃないようだ。


 Dr.タニック号を直しているようだ。


 サイボーグ達も船の修理になる資材を探していた。


 「いつになれば、直るのだろうか。」


 サイボーグ達も慌てて、悩まされていた。


 火の属性世界で、潜伏して、一部の資材を利用していた。


 Dr.タニック号の修理完了するまでは、先になりそうだ。


 水の属性世界で桜花達は、宿泊に一日経った。


 宿泊している桜花は、目が覚めていた。


 「もう朝だわ。」


 身体を起して、いつもの服に着替えていた。


 扉を開けて、廊下を歩きだした。


 「桜花様。食事の準備が整っております。」


 「ええ。お願いします。」


 城内のメイドから食堂に案内された。


 後に、スバルとアジサイ丸も一緒だった。


 朝食が終わった後には、すぐに出発しようと考えていた。


 朝食も終わり、アクアクイーン4世の王室に立ち寄ることにした。


 執事も桜花達を連れてった。


 「失礼します。」


 「通しなさい。」


 扉が開いて、アクアクイーン4世の前にひれ伏した。


 「頭をお上げください。」


 桜花達は、頭を上げていた。


 「其方達は、出発するのですね。」


 「はい。私達は、今の世界を救うために全ての魔鉱石を集めに参ります。」


 「そうですか。私達も負けない様に水の属性世界を支えるつもりです。」


 話も終わった様で、桜花達は、王室を退出した。


 水の城から出て、突然、異変が起きた。


 「えっ、何?」


 別の領域で漆黒の霧の巨人が現われた。


 「あれは・・・。」


 「間違いない。」


 「倒さないと水の属性世界が危ないわ。」


 「ああ。」


 「アジサイ丸は、港に戻ってて。」


 「すまない。」


 アジサイ丸は、急いで仲間のところに戻っていった。


 「スバルっ!行くわよっ!」


 「おうっ!」


 桜花とスバルは、魔鉱石を取り出し、超属性の本来の姿となった。


 「超光・桜花っ!」


 「超水・スバル・アクアっ!」


 桜花の武器は、先の太い剣で、魔力を込めれば、光斬りと展開してしまうのだろう。


 スバルの場合は、水龍のランス・ウォータードラゴンと名づけられた。


 先に桜花が、突入してきた。


 「輝光・斬り」


 曲がった光で漆黒の巨人に当てた。


 当たった巨人は、振り向き始めて、桜花達に歩き始めた。


 「しまったわ。街に向かうわ。」


 「ここは、俺に任せろ。」


 宙に浮いたスバルは、槍を構えて、巨人の足元に水を噴射していた。


 「アクアスプラッシュ!!」


 別の領域で地上にぬかるみ始めた。


 巨人もふらついて、前に倒れていった。


 「今だ桜花っ!伝説のレジェンダリーシャインだっ!」


 「うんっ!」


 桜花は、巨人の背中に回り、身体を輝かせた。


 「はぁぁぁぁぁぁっ!!!!」


 漆黒の巨人も纏っていた漆黒の霧が浄化していった。


 霧の様に消えていった。


 「倒したのかしら・・・。」


 「いや。まだ、どこかで蓄えているようだ。」


 桜花達は、そのまま港に向かっていた。


 到着し、武装を解除していた。


 「桜花、スバルっ!大丈夫っ!」


 「おうっ!戻った。」


 「戻ったわっ!」


 そのまま、船の庭園に入っていった。


 「ねぇ、すぐに出発する。」


 「そうだな。すぐに出発しよう。」


 「俺も、賛成だ。」


 角之助もすぐに出発した方が良いと判断した。


 土藁氏は、碇の柱を回して、碇を上げようとしていた。


 しかし、力が不十分の為、半分程、上がった。


 アジサイ丸が取っ手の部分を触れて、加勢に入った。


 「手伝うよ。」


 「ありがとう。」


 角之助も加わった。


 「おっしゃ、上げてくぜ。」


 完全に怒りが上がって、出航の準備が始まった。


 「よし、ナイト。頼んだ。」


 船内の奥底にペダルを漕ぐ音が鳴りだして、港から離れていった。


 「いいぞ、ナイト。休憩してくれ。」


 「はぁ、はぁ・・・。」


 そして、海に渡った。


 水の属性世界から出航して、次の属性世界に向かった。


 まだ、手に入れていない魔鉱石の代行者がいるからだ。


 移動している間に、次の属性世界に向かう話をしていた。


 「水の属性世界から出発して、一番近い属性世界は・・・。」


 桜花も地図を広げて、経路を確認した。


 「丁度良い機会だから、火の属性世界が一番近いわね。」


 「俺の故郷に立ち寄ってくれるのか。」


 角之助が聞きつけた。


 「ええ。角之助にも一度、故郷に戻られた方が良かったかなと・・・。」


 「それは、ありがたい。そこに向かおう。」


 「じゃあ、みんなはどうかしら。」


 「拙者は、構わないさ。」


 「ボクも、火の属性世界に行けるのなら、そこに行きたい。」


 「私も賛成だわ。」


 甘恵も桜花の方針に賛成した。


 「じゃあ、火の属性世界に向かうわよ。」


 近くにあるとしたら、火の属性世界に近づきつつあったからだ。


 距離的に一日は、かかるのだろう。


 桜花は、気づいた。


 「土藁氏を休ませよう。」


 アジサイ丸は、夜勤に入ろうとしていた。

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