表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
18/73

第18話

 我は、雷の属性世界を監視している精霊だ。


 エルナも『うそでしょ!!?』と思っている。


 まさに、精霊と言っても0地点の管理者がいらっしゃると思えるのだろう。


 「では、其方は、何が望みか。」


 エルナも考えた。


 「童は、この世界で変えられることが出来るのであれば・・・。」


 雷の精霊も様子を見ていた。


 「童は、こんな組織を解体して見せるまでだ。」


 雷の精霊も何っと感じた。


 「なら、其方が望むのならば、今の世界を救えれるのであれば、力を与えよう。」


 「何を・・・。」


 雷属性の精霊が輝きだして、エルナの身体に包み込ませた。


 「これで、其方は、雷属性の代行者として、選ばれたのだ。」


 「なぜ、童は、そのようなことに。」


 「なぜなら、其方は、生きる意味と世界を変えることを望んだからだ。」


 エルナも選ばれた実感がわかなかったようだ。


 「じゃあ、童は、自由なのか。」


 「さぁ、其方は、やるべきことを見つけ出すことを勧める。」


 「童は、何をすれば・・・。」


 「それを探し出せ。」


 輝きが消えて、元の視界に戻った。


 「童は・・・。」


 様子を見ていた土藁氏は、声を掛けられた。


 「あっ、気が付いた。」


 「すまない。童は、いつの間にか眠ってしまったようだ。」


 「スバルとアジサイ丸がわざわざここまで運んできたんだ。」


 「そうだったか。」


 エルナも気になる点もあったよだ。


 「童の寝床は、どこになるんじゃ。」


 「そうですね。ここの部屋は、女性専用の寝床になりますね。」


 「どう言う事じゃ。」


 「女性のみなさんが眠ることになるんですよ。」


 「今は、どうなっておるのじゃ。」


 「それでしたら、雷の属性世界からすでに出航しました。」


 「そうか。今の船長か管理をしている人に聞きたいことがありますので。」


 「うん。気兼ねなく声を掛けてください。」


 あの時の真っ白な間で雷の代行者として、選ばれたのだ。


 すなわち、そのためのダメージで疲れもあったのだ。


 もうひと眠りとしていた。


 (ああ・・・。眠ってしまった。)


 このまま、様子を見ることにした。


 桜花は、次の属性世界に向かうかを考えていた。


 「ねえ、土藁氏。土の属性世界に行かない。」


 「うん。オラの故郷も心配だ。」


 土藁氏も土の属性世界は、どうなっているのかもわからなかった。


 雷の属性世界のエルナは、追放され、身柄を拘束されるのも時間の問題だ。


 雷の属性世界は、真の領域の王に任命されてから、まだ、決まっていなかったようだ。


 その様子では、雷の代行者の鈴谷は、慎重に考えて属性世界を立ち直らせることだ。


 「マルテゴーレムに決めた。」

 


 「えっ・・・。」


 「長老には、すまないが雷の属性世界と領域の王となったマルテゴーレムを支えてもらいたい。」


 「はっ。お任せください。」


 苦しい生活から解放され、平和へと導くのであろう。


 シーホープ号は、土の属性世界が見えてきた。


 しかし、別の船が上陸していて、帆の方では、火の属性世界の船が上陸していた。


 火の属性の渡船を行いながら、全ての属性世界にわたっていた。


 残念なことに火の属性の市民にしか、乗れなかった。


 属性専用の差別となっている様だな。


 港では、火の属性の市民と土の属性の兵士と話していた。


 「本日は、どのようなご用件でしょうか。」


 「船に乗っている乗客のみなさんが船酔いの為、止めさせてください。」


 船を動かしている船長は、土の兵士に話して許可を得ようとした。


 数分後、別の兵士が戻ってきて、土のガルダの伝言を預かっていた。


 「王様から許可が出ました。1泊分は休憩しても良いと。」


 「本当ですか。ありがとうございます。」


 しかし、入国の許可までは、話していなかった。


 桜花とスバルと土藁氏も船から降りた。


 シーホープ号に残っているアジサイ丸と角之助も警備に入っていた。


 角之助も火の属性の船の様子を見ていた。


 (もしかしたら、降りてきて、土の属性世界に被害が及ぶのやもしれん。)


 角之助もそうならない様に見張っている。


 桜花は、ホウル王者から属性世界に入れる許可状を持ち歩いている。


 それが無ければ、属性世界の入国が許可されないだろう。


 「オラの故郷も変わったところも無かったね。」


 「ええ。お姉さんのとこに行きますか。」


 「うん。朱里お姉ちゃんが心配なんだ。」


 「そうね。一度様子を見に行きましょう。」


 しばらく歩いて来て、土藁氏の家に到着した。


 扉をノックして、扉を開いた。


 姉は、いなかった。


 すると、テーブルの上には、置手紙が置いていた。


 (愛する弟へ。私は、お財布が大変なことになっている為、水の属性世界で働くことを決めました。社

員寮がある事で住み込みですることになり、お財布が安定したら戻ってきます。ごめんね。)


 土藁氏もハハハとなっていた。


 「そうか。水の属性世界で働けれることをいいことにしたのか。」


 「仕方がないんじゃないかな。」


 「それもそうだな。」


 土藁氏も納得したことで、土の属性世界の様子を見に行っていた。


 何も変わらなかった様子で、街も一般市民も平和に暮らしていた。


  途中で巡回役の兵士が歩いて来て、声を掛けられてきた。


 「そこの者たち、止まりなさい。」


 桜花は、足を止めた。


 「おたくの名を聞こうか。」


 「私は、桜花です。」


 「俺は、スバルだ。」


 「オラは、土藁氏。」


 兵士は、リストを確認し、土藁氏に声を掛けた。


 「おかえりなさいませ。土藁氏殿。我が城にお運びください。」


 「わかった。」


 「それに見知らぬ二人は・・・。」


 「私は、許可状を持っております。」


 桜花は、全ての世界に入れる許可状を取り出し、兵士に見せた。


 「むっ、これは・・・。」


 許可状には、光の属性世界の紋章が刻まれており、ホウル王者の名が記載されていた。


 「これは、大変失礼いたしました。そちらのスバル様については、お連れ様でしょうか。」


 「はい。離れない様に見張っておきますので。」


 桜花の一言で兵士は、安心した。


 「土の属性の城まで、もう少しでお見えになります。」


 少し歩いて、城に到着したのだ。


 「どうぞ。こちらにお入りください。」


 城内に入り、王室に案内された。


 「失礼します。お連れ様をお連れしました。」


 「通しなさい。」


 兵士が扉を開けて、王室内でガルダの王様が座っていた。


 「お連れ様は、この者たちか。」


 「ははっ。光の属性世界の王様の許可状を所持しております。」


 「ふむ。その許可状を拝見させてください。」


 桜花は、懐から許可状を取り出し、ガルダ王は確認した。


 「ふむ。確かに本物だ。何度か会談に参加していた。それぞれの属性の王と王女と対面していた。」


 ガルダも考えていた。


 「わっちの属性世界のことを考えなければならないのだろう。違う属性の市民が訪問することも多いよ

うだ。」


 今も火の属性の船が停まっているからだ。


 「其方達の仲間も、上陸しているようですので、わっちの属性世界に受け入れます。」


  「はい。ありがとうございます。」


 ガルダも肝心なことを思い出して、話し始めた。


 「前の話になるのだが、正体不明な空を飛ぶ船を見かけたが・・・。」


 桜花もはっと気づいていた。


 「はい。一度、土の属性世界に上陸していました。土藁氏のお姉さんと会うために。」


 「ほう。そうだったのか。良い仲間に巡り合えたな。」


 土藁氏は、勇気を振り絞った。


 「オラは、いろんな世界に出回ってみたかったんだ。スバルと一緒に旅が出来て、本当に良かったと思っております。」


 「そうか。其方の姉は、水の属性世界に旅立ったのを聞いております。しかし、全世界に問題が起きた

ら大変なことになりそうだ。」


 土藁氏も姉の検討を祈ることしか出来なかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ