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たぶん詩集  作者: 如月ふたば


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9/10

スノードーム

カクヨムにも掲載しています

あなたがプレゼントしてくれたもの

今はもう、部屋の隅で埃をかぶっている


はじめて手にしたときは

ずっと眺めて居られて、ながく大切にするはずだった


だったのに

あなたがね、簡単に切ることも捨てることも嫌いなの

わたしはとてもよく知っているから

部屋の隅に居るんだよ

あなたがくれたスノードーム


今ではもう、スマホの友達欄にいるけれど

ずっとずっとタップされることは無くなって

何故あなたの名前が表示されているのかすらわからない


もういいよね

友達欄から消したって

だって、もうスノードームのガラスは曇ってしまって

何度振っても中のキラキラしたものは

一切見えなくなってしまったんだもの

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