23にっこり【唯一無二のバンド編②】
《LIVE当日》
よくLIVEハウスにはチケットのノルマというものが存在する。○枚売れないとあとは自分持ちでお金を出すのだが、この前響子が出たLIVEは、初回割引がきいて、お金を出せば誰でも出れるという場所だった。
だが、二回目の参戦となる今回。なぜすんなりLIVE参加ができたか?と言う疑問に対しての答えはと真美パワーが大きい。
今まで高校時代からいくつかのLIVEハウスに立ってきた真美は色んな人に顔を知ってもらっているからだ。
なので、「私、新しいバンド始めました!」と言えば、色んなところからお声がかかるというシステムだ。
響子と桜は、そんな真美に感謝しながら、下手な演奏が許されないという状況なのだ。
もし、グダグダな演奏となれば真美の顔に泥を塗るということだ。
真美「大丈夫大丈夫!気にしないで!」
いつの間にか三人の仲は深まり、敬語からタメ口に変わるほどの仲良しとなった。
桜「がんばろ!!」
響子「うん。歌詞腕に書いた方が良かったかな?」
不安そうにする。
真美「大丈夫!間違えたら私のドラムでかき消してあげるから!」
スティックをクルクル回しながら言った。
前のバンドの曲が終わり
「次はカラーリリーよろしく」
と、バトンを繋いでくれた。
響子「カラーリリーです!どうぞよろしく」
さっきのバンドの熱がまだ残っているせいか、前より歓声は大きかった。
サックスとクラリネットを持っているのは、他のバンドと比べたら違和感があり、若干ザワザワした。
「それでは聴いてください…」
そこからはもう夢中だった。お客さんの熱気と手拍子。
ジャーンッ!
「ありがとうございました。今のは、ゼラニウムでした。」
そういうと、更に拍手や「よっ!」という歓声が増した。
響子「次は、三人での出発として、書いた曲です。」
息を飲む。
「りstart」
さっきより、テンポはゆっくりめだが、最初から最後までリズムに乗ってくれて、手拍子までしてくれたのである。一番盛り上がったところは、桜のクラリネットソロだった。
「いいお客さんたちだな〜」
前にこういうLIVEを観に来る人で初心者には厳しいお客さんがいると聞いたことがあったのだが、今日はそんな人も居なそうで、当たりの日だったのだなと感じた響子だった。
そして、カバー曲へ突入
響子「ありがとうございます。次の曲はカバー曲をやらせていただきます!皆さんアニソンは好きですか?」
「大好きーー!」「好きーー!」
というお客さんの声を聞き、少しだけ緊張がほぐれたような気がした。
響子「お!いいですねぇ〜それでは聴いてください!放課後ティータイムでCagayake!GIRLS!!」
ジャジャジャッ!
ジャジャジャッジャジャジャッジャジャーン!
一番盛り上がった。さすが、アニメ“けいおん”だなと肌で感じた。
響子、桜、真美「ありがとうございました!カラーリリーでした!」
舞台を去り、裏にはけたあと三人はハイタッチし合った。
前にも、後書きで書きましたが、けいおん良いですよね。今、ギザはGO!GO!MANIACを歌えるように頑張ってます!




