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20/29

20にっこり

さてどうしたものか

真美と別れた響子と桜は周りをぶらぶら歩き話し合った。


響子「で、どうするよ。吹奏楽と打ち込みの音で成立するのかな?」


桜「面白いことではあるよね。ただ、私たちの楽器で吹く薄さを打ち込みでどこまで厚みのある音が出せるか」

響子は意外とマジメに考えてるのだなと、ほんの少しだけ感心した。


桜「と、なると。やっぱり響子の打ち込み技術だな。」

考え込む……


曇りきっていた顔が一気に晴れた


桜「そうだ!響子!音楽のサブスクなんか入ってる?」


響子「う、うん。入ってるよ」


桜「じゃあ今好きな音楽を“カラオケ機能”でこれから数日聴いて!」


なんの拷問なんだろうと思いながら、なぜかと問いかけた。


桜「バックの音をよく聴いてれば、主旋律(メインの音)より引き立って聴こえて土台の音が作りやすくなるでしょ?」


確かにそうだと思った。後ろの刻むテンポや裏で動いてる音。それらは一曲として聴いてるから何気なく流しているが、歌以外の音を強調して聴くことはあまりないことに気付かされた。


そこから、響子は数日間歌なしで音楽を聞き続けた。電車での移動中や皿洗いをしてる時など。

たまにお母さんからなんでカラオケで聴いてるの?とバカにされたけれど。


そして、桜は真美と連絡を取り合い、録音スタジオの確保やLIVE当日のことを話し合った。

そして、肝心な曲のことを悩みつつ新しい歌詞についてもスマホのメモとにらめっこしながら考える日々であった。



来たるLIVEまでに備える各々だった。

全然関係ない話ですが、今日は手巻き寿司です!嬉しいです!そして、明日から質素な料理です。

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