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19/29

19にっこり

数日後、桜は退院した。


真美に会わすために、響子は顔合わせをセッティングした。


ということで響子の家に


桜「初めまして〜響子の親友の桜です〜」

ヘラヘラしながら言う。


真美「初めまして!響子さんからお噂はかねがね!クラリネットをお風呂一緒に入ってタンポダメになったって話あれホントなんですか?」


(補足:吹奏楽における金管楽器は基本お風呂などの水丸洗いはOKだが、木管楽器で指を抑える後ろについてるタンポがついてる楽器やプラスチックでできてる楽器は水NGなのである)


中学一年生の頃、ろくに話を聞かなかった桜はクラリネットを大事にする!と意気込んで寝る時も一緒、終いにはお風呂まで一緒に入って楽器をまるまるダメにした。しかもそれが学校の楽器だったので、弁償をしたというエピソードがある。



桜「ハハ!ちょっと響子ー」


響子を強引に部屋から出す。

胸ぐらを掴んで言った。


桜「お前何私の黒歴史公表してんの?」



すごい剣幕だった。

響子は数日間、その桜が怒った姿を悪夢のように思い出すのであった。



桜「お待たせ〜」

何事も無かったかのように部屋に戻ってきた。


真美の心境「響子さん頭にたんこぶできてる。この人は怒らせないようにしよう。もうこの話はやめておこう。」

そう思った。


真美「改めまして、真美です!このバンドに入らせていただきます!よろしくお願いします!」


そこから音楽の話、歌詞の話を数時間して、意気投合するのにはそう時間がかかららなかった。



真美「そうだ!来月LIVEがあるんですよ!そこに向けてやりませんか?」


響子、桜「やる!!」


即答で答えた。


真美「そこで提案なんですが、私たちが持って舞台に出る楽器はギターやキーボードとかじゃなくて、クラリネットやサックス、あと打ち込みとかでやってみませんか?」



二人は他ではやって無さそうなバンドの形で面白いと思った。しかし、イマイチ想像できなかった。



響子「それはスカパラみたいなってこと?」


真美「まぁ、雰囲気はそんな感じで!そこまでは豪華な演奏にはならないと思いますが」



そういうと、真美は自分のやりたいことを説明し始めた。

要するに、異色な楽器の組み合わせをやり、今までのない面白いバンドにするのが目標らしい。



響子、桜「やろう!面白そう!」

正直不安な場面はあるが、やれるところまでやってみようと思った二人であった。

関係ない話ですが、星野源さんの「恋」発売から10周年だそうです。

おめでとうございます!!!

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