18にっこり
それは突然の告白だった。
彼氏出来たことのない=年齢の私がまさか初めて告白されるとは。しかも同性の人から。
響子「そ、その話なんですが」
真美「ダメですか?」
すごく目をキラキラさせながら響子を見つめる。
響子「いや、ダメでなくてですね」
真美「エッチなこととお金以外だったらなんでもします!お願いします。」
戸惑う響子。
響子「いいんです!」
真美「そうですか、もうメンバーの追加はいいんですね」
言葉の受け取り方を間違える真美。
響子「いや、違くて」
さらにドギマギさせる。
一旦呼吸を整えた。
響子「実は私たちもメンバーいてくれたらいいなって思ってて、今日はむしろこっちからお願いしようと思ってたんです」
ありのままをつたえた。
すると真美の顔が満開の向日葵のような笑顔で言った。
真美「ほ、ほんとですか!?いや〜良かったです!これでカラーリリーがまたステージに立てますね!」
響子は真美の言葉に引っかかった。これでステージが立てる?まるで、もう立てないみたいじゃないかと。
響子「ちなみにですが、この前のカラーリリーの評判って」
恐る恐る聞いた。
真美「正直、あんま芳しくないですね。この前のライブハウスのオーナーにまたカラーリリーを出して欲しいって言ったら、私が入ったらでてもいいって言われて」
苦笑いしながら言った。
響子「な、なるほど。でも、なんでそこまで私のこと気にかけるんですか?」
素朴な疑問だった。なぜそんな演奏でまたLIVEが見たいのだと。
真美「なんか、一生懸命だったじゃないですか。歌詞も好きですし。そこに胸打たれて。まぁちょっと演奏がっていうのはありますけど。」
照れくさそうに言った。
話を聞くと、真美は前のバンドとは不仲になりやめたそうだ。男女でのメンバーでのいざこざ、面倒になりバンドを抜けたあとすぐ解散したそうだ。
響子「そうなんですね」
なんだか
ファン一号なようで嬉しかった。上がった口角が戻らなくて、恥ずかしそうに顔を隠した。
響子「もう一人の桜もメンバー欲しくて、真美さんの話をしたらぜひ入ってもらいたいと」
真美「え!嬉しいです!ますます会ってみたくなりました!」
そこから桜がどんな奴なのか、中、高の黒歴史を吹き込んだ。その後、好きな音楽の話を二時間程した。
響子は桜以外の親密な友達ができたように感じた。
《数日後》
桜からラインが来た。
桜[リハビリ順調!もう来週には退院できるって]
ついに、ついにカラーリリーが始動できるのかとワクワクした。
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