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第5話 冒険者生活の始まり

工房を得たら冒険をするための準備を始めた。

「まずはギシギシしてる床の修理と風呂の改造だな」

その為手の空いているメンバーには必要な素材回収をまかせた。

床を張り替え、風呂は浴室を拡げつつ湯沸かしのボイラーを効率的な小型魔道具ボイラーに交換して容積を確保した。

その後は触媒を入手でき次第エンチャントをほどこしポーションなどを作成した。

「やはりサイズ調整のエンチャントは便利だね。フィット感が違い動きに不安がない」

「レベル3のポーションで資金的な余裕も出来たからそろそろ鍛冶と機織りを準備するか」

「鍛冶と機織りって武器と防具はそこそこ物とは言え凄いエンチャントを掛けたばかりじゃない」

「あの程度で満足するわけないだろ、あれじゃ初心者装備同然じゃないか」

「初心者装備ってエンチャントでゲームで使用している装備と互角じゃない」

「ゲームと違って死ねないんだからもっといい装備を用意しないと」

「確かにそうね」

「だから回収してほしい素材があるから5人で行ってきて」

「貴方はどうするの」

「その間に溶鉱炉と織機を作るよ」

「それじゃほしい素材って」

「まずこの辺りにある鉄鉱石とこの辺りにいるクーロンスパイダーから取れるスパイダーシルクね」

「鉄鉱石って国家の重要資源じゃないの?」

「取れる場所が難所すぎて放置されてるんだ」

「後はバッグに収まるの?」

「アイテムバッグは10倍に拡張しといたから大丈夫」

「解った、いってくるわ」

「蜘蛛の方はボスに気をつけて」

それじゃまずは溶鉱炉を作るとしてなるべく上級になるように頑張ってと。

なんとかギリギリ上級のが出来たから余った素材で何か作ってみるか。

あるものを作ってみて、中々な物が出来たから織機の方を作り始めた。

出来上がった機材を試しているとみんなが帰ってきた。

回収してきた素材を見ていると、

「もうスパイダーシルクを取りに行きたくないわね」

と言うので見てみると、

「これだけあればしばらくは大丈夫だよ」と言った。

「今晩は材料が揃ったので関西風お好み焼きにするよ」

「私は豚玉」

「モダン焼きもできる?」

「私は豚玉チーズ入り」

食事をして風呂に入った後、明日からの予定を話す。

「全員分の装備が出来たら神殿に行くとしますか」

「皆から聞いた武器、防具、シャツ、下着、薬にアイテムだから三日で行けそうだね」

「そうしたらアルフォンス王国でやることは大体終りかな」

そう言ってその日は終わった。

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